風そよぐ、晴れた海

阿武隈ポタリング 2日目 その1 大切なこと

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2日目は、郡山市内にある東山霊園に向かいます。

実は、僕が郡山を訪れるのは、この墓参りのためです。

学生時代の後輩にして同志、出会ってその日に生涯の友となった友人の墓参り。
彼と出会ったのは、大学3年の春。
その後2年ちょっとの時間、僕はほとんど彼と共にありました。
彼と会わなかった日は数えるほどしかなく、ほとんど彼は、僕の部屋に居候状態でした。
女の子が来ようがどうしようが、彼はそこにいて、それが何の不思議もない光景でした。

彼の急逝は、僕が千葉に戻ってからすぐ。
その後郡山は、僕にとって帰るところとなりました。

↑の写真は、その途中で出会った看板。
これが店名??

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いわきから会津まで通る国道49号線沿いにも、コスモスが咲き乱れていた。

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郡山駅から12kmのところにある東山霊園は、49号線を逸れ、丘陵地帯に入ったところにあります。
ここは、山を削って広大な土地を確保し、霊園としたところです。
よって、49号線を逸れたところからは、霊園内も含め平坦な道がひとつもありません。

長くはないが急なアップダウンを越え、霊園に辿り着き、今度は霊園内のアップダウンを越え、半周して彼の墓の前に辿り着きました。

彼の墓の前には、色とりどりの花が咲き乱れています。
筒を見てみると、全国各地からやってきた、彼の友人からのものです。
しかも、奥様や子供たちの名も記されています。

友人たちの相手の方は、僕の彼女と同じように、生前の彼を知りません。
それでも、連れ立ってここを訪れ、連名で献花してゆきます。
恐らく皆、彼がどんな奴だったのか、どんな生き方をしたのか、どれだけ皆に愛されていたのか、そして、彼と関われた喜びを、相手の方に話し聞かせているのでしょう。

女装すればどっから見ても女の子。l童顔で、小さくて、テコンドウが得意で体が柔らかく、すばしっこくて、器用。
発想の天才で、はにかみ屋で、自分の成果は分かる人が分かってくれていればいい。

アメリカ文化が大好きで、ハーレーやACコブラも大好き。
紅の豚のポルコも大好き。

日本文学の造詣は舌を巻くほど深い。
人の心をつかむのが上手く、懐に潜り込んで来るような愛嬌がある。

彼のほうがずっと能力があり、僕が教えたことなんかほとんど無いのに、彼は友人に、「ゆっけさんからこんなことを学んだ」と、よく話していたそうです。

恐らく、他の友人も、彼に対しては僕と同じようなこと思っていることでしょう。

彼がどれだけ愛されていたか。
彼の墓の前に咲く花に、それがあらわれています。

1時間ほど彼と対話。
来年の再会を約束し、後ろ髪惹かれるような気持ちになりながらも、その場を離れます。



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by kaze_soyogu | 2009-10-10 13:53 | ツーリングイベント&自転車旅


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


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