風そよぐ、晴れた海

彼女のロード、完成。


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バイシクルライドインTOKYO2010を翌日控えた4月17日、彼女のロードが完成した。


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桜舞う中、僕ひとり自転車で八潮の渡辺氏の工房に向かう。
彼女は北千住よりつくばエクスプレス。自転車を引き取りに行くのに、自転車で行くわけには行かない。


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これは前の週、フレームが出来たとの連絡を受け、見に行った時の様子。
もっとスローピングになるかと思っていたが、結構綺麗な三角が出ている。
BBシェルの位置を下げたため、実現できたそうだ。

これは、フレーム製作前に彼女の走りを見た渡辺氏が、氏の思った以上に彼女がコーナリングで車体を倒せてはいるが、必ず内側のペダルを上げていることに気付いた為、このコーナリングが身に付いているならBBシェルを下げられると踏んだためである。
また、クランクが165mm以下になることも手伝って、このフォルムになった。


彼女の身長だと、完成車のクロモリはサイズが無いところからオーダーに行き着いた。
このフレームを目の前に、彼女は感慨無量の様子だった。


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そして、完成の図がこちら。
ワインレッドのバーテープはスウェード調。彼女が選び、持ち込んだ唯一のパーツ。
サドルは女性用ツーリングサドル。セライタリアのようだが、それらしいモデルが見当たらない。
モッサリとしてはいるが、彼女曰く力が逃げずかと言って硬すぎず、距離が伸びるほどホールド感が増して快適だと言う。

ホイールは650C。700Cより小径のため、ホイールベースを若干長めに取って安定性を高めている。
リヤの向こう側に見えるのは、BBBのクイックに挟むタイプのキックスタンド。
通勤にも使うため、スタンドは必須。取り外し易くフレームも傷つけないものを取り付けている。


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ダウンチューブとチェーンステーに「WATANABE」のロゴが入る。
フレームカラーはパールホワイトだが、それはこのロゴが映えるという理由から。


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シートステーの根元と、フロントフォークの裏に、赤のドットが入る。これは彼女の希望。
このドットがさくらんぼのようだと言うことで、「チェリーちゃん」と名づけられている。


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これがSWワタナベマジックのフロントフォーク。
実にしなやかで美しいライン。実際、フロントの安定性も良く、滑らかな感触。しかしコーナーではクイックに効く。


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前後ハブとヘッドパーツはDURA-ACE。
デュラエースのハブは凄い。静かで滑るようだ。まるで重さも抵抗を感じない。
ヘッドパーツはあまり重視はしていなかったが、それは間違いだったかもしれない。
実際乗る時、信号待ちからのリスタートの時や低速走行の時左右に振れたりするわけで、それが軽いという事は負担が減るということだ。
僕も試しに少し乗ってみたが、この滑らかな動きはちょっとした感動だった。


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ノンオリジナルだが、こんなベルを付けてみた。
ベルは法定3点セットのうちの一つ。必ず装備していなければならない。
ならば、とこれを付けてみた。
なんか、元々付いていた物のように、しっくりとくる。


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ブレーキはBR-R650。57mmのロングアーチタイプ。
泥除けが付けられるよう、ダボが設けてあるため、ブレーキもそれに対応させてロングアーチにした。


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クランク、チェーンリングはスギノ。インナー36Tは、彼女曰く少し重いとか(房総の際の感想)。近々34Tに交換予定。


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スプロケは12-27T。彼女にはちょうど良いだろう。


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ホイールは渡辺氏の手編みホール。リムは氏の手持ちのARAYAのリム。


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ペダルは三ヶ島のEzyシステムのペダル。


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このように、ストッパーを外し、根元のリングをスライドさせるとワンタッチで外れる。
輪行の際には非常に便利。


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試乗にて。
乗り出して20分としないうち、もう下ハンで乗っている。
姿勢も良い。彼女曰く、違和感はまるで無いとか。
ピッタリのフレームとは、こういうことらしい。

僕も試しに乗ってみたが、何と言うか、実に滑らか。
よく曲がるしよく走る。コントロールし易く思いのままだ。
舗装の割れている箇所も、それと気付かないこともあった。
サイズが小さいので僕のロードより軽いが、それだけではない滑らかさがある。
職人技、と言うものを改めて思い知ることになる。

パイプはタンゲだが、彼女に合わせて各部厚さの異なるものを使用している。
それで僕も乗り易いのだから、彼女には信じられないくらい乗り易いのだろう。

実は翌日のイベントで、坂で追いつかれそうになって焦った一幕があった。
彼女を待つつもりでゆっくり上っていたら、ぐんぐん追いついてくる。
しかも超笑顔で。
ちなみに彼女、この引取りの日がドロップハンドルは始めてである。
イベント当日はドロップハンドル2日目だ。シフト操作だってまだ慣れていない。
それですら、そこまで乗れるのだ。

SWワタナベ、恐るべし、である。


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最後のショットは渡辺捷冶氏。
いや、乗車姿勢は綺麗だし、何より速い。
さすがサイクリスト歴50年である。



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by kaze_soyogu | 2010-05-18 00:36 | ロード購入記


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


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