風そよぐ、晴れた海

カテゴリ:東北の空の下( 11 )

帰ってこられるのか?

明日から山形は鶴岡&羽黒山へ行ってきます。
昨年9月から計画していたもので、一度は諦めましたがやっぱ行きます。

無事に帰って来られたら皆さん悔しがってください。
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by kaze_soyogu | 2006-01-07 01:06 | 東北の空の下 | Comments(1)

夢の続き-11月26-27 郡山、飯坂の旅 その7・・・飯坂楽屋 SOL&ave


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福島交通い飯坂線・福島駅。阿武隈急行・福島駅とホームを共にしています。ホテルからはJRの線路を挟んで逆側、地下道を抜けた先にあります・・・が。

これ、場所わかんねぇって。案内を頼りに進んだけれど、どこを見てもそれらしい入り口が見つからない。ふと駅ビルと隣のパチンコ屋の合間を見上げると、こんな看板が。なんだこれかよ。地下鉄の駅の入り口を見つけるよりも難儀だぜ。

電光掲示板などという無粋なものではありません。しかも「○○線・福島駅」ではなく「電車のりば」。泣かせます。


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「桜水」「花水坂」。飯坂線には、思わず降りたくなるような素敵な駅名が幾つかあります。昼間であれば、小湊鉄道のようにはしゃぎまわっていた事でしょう。
しかしこの時は、小糠雨降りしきる夜。そして耳の奥にはSOLの曲がこだましています。飯坂線の旅はまたいずれの機会に回し、今回は先を急ぎます。


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飯坂温泉駅に到着。思っていたよりも立派で少しばかり拍子抜けしてしまします。もう少し鄙びた駅を期待していたのですが。。
駅を出ると、素敵なイルミネーションが僕らを歓迎してくれました。ほとんど人の歩いていない温泉街の駅のイルミネーション。日曜の夜だからこそ出会えた光景なのかもしれません。

ここから川沿いに進み、ライブハウス『飯坂楽屋』を目指します。すると、一見でそれと分かる建物が、温泉街の入り口近くにありました。店の名を確かめ、恐る恐る中に入ると、丁度リハを終え準備に取り掛かるSOLの皆さんの姿が。

お店の入り口で呆然と突っ立っている僕らを目敏く見つけた卓磨さんが、凄い勢いで満面の笑みを浮かべやってきます。頭を下げ、心の底から感謝の言葉を交わします。華さんはワタシ、相方と固く握手、いつもに増して男らしい鳥羽さんに感動、一段と色っぽいヒロさん、久々のユキさんに見惚れ、何よりも福島の地でSOLの皆さんに出会えたことを深く深く噛み締めるのでした。

ワタシの撮った写真は数少ない為、下のいしまるさんのギャラリーをご覧になった方がその様子が窺い知れるかもしれません。

galleriaきら星


中途半端ですが、夜も遅いのでこの辺で。続きはまた明日。


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by kaze_soyogu | 2005-12-11 00:21 | 東北の空の下 | Comments(4)

夢の続き-11月26-27 郡山、飯坂の旅 その6・・・福島到着


言い忘れましたが、下の7-11から27日の日曜日。ひまわりまでは26日の土曜日です。

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新しいデジカメを自分用の設定にし(以前のモデルチェンジ版なので、大体の設定法は分かっていた)、駅前のビル、モルティの辺りで山辺さんと待ち合わせます。そして3人で向かった先は、駅前の喫茶店『Tea Road(ティーロード)』。ここは「ままどおる」で有名な、『三万石』郡山本店2階にあるお店です。昨年、友達の女の子に連れて来られるまで、その存在を知りませんでした。なんと勿体無い。
日本紅茶協会の加盟店で、紅茶は44種類あるそうです。 他にケーキセット、モーニング、ランチメニューもあり、店内もゆったりしているので、ちょっと寄るには丁度良い隠れた駅前和みスポットなのです。

→ 三万石ホームページ


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めちゃめちゃ素の山辺さん。普段東京で会っている人とこうして郡山で会うのは、なんだか不思議な感じがすると同時に、気持ちがほくほく温かくなり、どこかホッとしてきます。


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山辺さんの頼んだサラダ。「お、多いですよこれ」の声にも、ワタシの胃腸は応えられる状態になく・・・^^;
この時は昨日のひまわり、そして朝食バイキングの納豆飯に、胃腸が悲鳴をあげています。食べ物を見るだけど「お、おぇ」となり、見て見ぬふりでやり過ごしています。


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僕らの席の背後には、素敵なティーカップが沢山展示されていました。


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難しい話もあり、ノー天気な話もあり、ほんの短い間でしたが心温まり気持ちがゆるゆるとほぐれた1時間半でした。大人びて見えても、やはり20代前半の女の子、賑やかさを隠そうとしても隠し切れない素敵な女の子です。3人でゆっくり郡山観光を楽しみたい気持ちに駈られながらも、迫り来る時に追われ駅を目指します。


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改札口で名残を惜しみ、またの再会を約束しながら、ながら東北線・仙台行きに乗り込みます。


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日も大分傾き、暖かく柔らかな日差しが車内に差し込めます。


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福島到着。
郡山は震える寒さでしたが、ここ福島は郡山のそれと比べると、幾分和らぎ少しばかり拍子抜けするほどでした。

「なんだ、これじゃ東京とそう変わらないじゃん。暑いくらいだ」
「その温度感覚、絶対おかしいよ!」

やはり南国好きの相方にとって、厳しい寒さには変わりないようです。


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宿泊予定の福島ビューホテル。駅の目の前にあります。
翌朝は、7時1分発の新幹線で東京に向かいます。そしてそのまま会社に直行。ホテルは新幹線停車駅に近いことが他の何よりも大事な条件でした。
駅近・ダブルルームにも拘らず、日曜ということもあり非常に安く泊まる事が出来ました。


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チェックインして小一時間ほど一休み。外を眺めると、日は完全に山に隠れ、雲を赤く染めています。
辺りが夜の闇に包まれ、零れんばかりの星が夜空を彩りはじめる頃、僕らは飯坂でSOLの音楽に暖められている。

これから訪れる夢のような世界を思い描きながら、一路「福島交通飯坂線」を目指します。


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by kaze_soyogu | 2005-12-10 22:51 | 東北の空の下 | Comments(0)

夢の続き-11月26-27 郡山、飯坂の旅 その5・・・デジカメ壊れる


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学生時代、2年半夜勤バイトをしていた7-11。郡山へ来た時は、必ずここに寄りオーナーと奥さんに挨拶します。

ここは郡山一の繁華街で、右を見ても左を見ても水商売の店ばかり。夜勤とは言え、普通の夜勤バイトとは一味違います。まずお客さんが途切れません。店の中はいつまでも賑やかです。そして何よりも、トイレが空かない(笑)
日曜を除くと、毎日目の回るような忙しさ。しかし、ある程度お水関係の方々と仲良くなると、色んなものを奢ってもらえる、べろんべろんの女性に突然抱きつかれる、半男半女の方に手を握られ離してもらえない等の、美味しいのか美味しくないのかよく分からないオプションも付いきたりもします。

それにしても、領収書書きまくったなぁ。。。

その後店を出、SOLと一緒にストリートをされていた山辺さん(彼女は毎週、郡山から東京へ通い、ストリートを行っていました)と待ち合わせる為、駅前へ向かいます。

と、その時。

愛用のOLYMPUS CAMEDIA C-770UZが、非情にも手から滑り落ち地面に叩き付けられるという事件発生。しかも、アワアワとお手玉をしてしまった為、落下の勢いは倍増。いやな音が耳の奥にこだまします。

その時電源は入ったまま。もちろんレンズは飛び出した状態。拾い上げ電源を切ってみると、レンズが収まってくれません。もう一度電源を入れ振ってみると、ズームレンズがカタカタ左右に踊り、折れた部品が中を駆け巡る音がします。
明らかに壊れた音。電子部分全く問題ありませんでしたが、機械的にここまで立派に壊れては、まるでお話しにならない。

事態は深刻です。これではSOL飯坂ライブを撮る事も出来ません。ガックリと膝を付き、負け犬の如く遠吠えしたい衝動に駈られますが、山辺さんとの待ち合わせ時間は刻々と迫っています。そしてその後は、事態を好転させるに足る時間はありません。今何とかしなければ。落ち込んでいるヒマはありません。おもむろに踵を返し、駅の向こうのヨドバシカメラ郡山店に向かって歩きはじめるワタシ。訝しげに後を追う相方。

そして約10分後。ヨドバシを出たワタシの左腕には、こんなものが抱えられておりました・・・。
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by kaze_soyogu | 2005-12-08 00:53 | 東北の空の下 | Comments(3)

夢の続き-郡山、福島飯坂出会いと縁の旅 その4の番外・・スパバーグ

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食べかけですが、相方が途中で気付いて慌てて撮った、スパバーグセット。大体2/5程度食べ終わったところ。始めはこの太麺ナポリタンがドーム状に盛られ、そこにハンバーグが隠れてました。
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by kaze_soyogu | 2005-12-03 16:52 | 東北の空の下 | Comments(6)

夢の続き-11月26-27 郡山、飯坂の旅 その4・・・パーラーひまわり

ホテルにチェックインし、荷物を置いて一休み。そしてまた外へ。
昔住んでいたアパート、よく足を運んだ定食屋さんを相方に紹介するため、駅前のバスターミナルまで戻ります。

昔住んでいた場所は、善宝池という溜め池のほとりにあります。ススキが元気よく生い茂り、4号線を車が行き交う音も林の木々によって掻き消される、とても静かなところなのです。
しかし近くに大きな道が無く、また自転車では登り切れず、原付でも相当きつい坂道を越えなければどこにも行けず、交通の便は非常に悪い「陸の孤島」と化している場所でもあります。
車だとすれ違いが出来ない細い坂道ばかりなので、ここに住めば坂道発進は完璧にマスターできるんじゃないかな。


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ワタシの学生時代の馴染みの店、「パーラーひまわり」。歩いて当時住んでいたアパートから歩いて1分もかからないところにあります。
メニューは全てボリューム満点、定食は女の子だと食べ切れないほどのボリューム。味は、食材を近所のヨークベニマル(ヨーカドー系のスーパー)で仕入れている、と言うより普通に買っているため、ちょっと豪華な「家庭の味」。腹を空かせた一人暮らしの貧乏学生には、ちょっとしたご馳走なのです。

いつもニコニコ、優しい目で静かに喋るのマスターのおじちゃんは、ワタシを覚えていてくれました。


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小さなお店ではありますが、ゆったりとしていて寛げます。奥には棚にマンガ本がずらりと並べてあり、料理が出てくるまでの長い待ち時間を潰してくれるのです。


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スパバーグはナポリタン、昔ながらの定食屋のナポリタンの風味です。
そしてこの「1人前分」とは・・・後述の通り嬉しくも恐ろしい様相を呈するのです^^;


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メニューはおじちゃん・おばちゃんの手作り。可愛らしくて美味しそうなイラストが、至る所に散りばめられています。

当時より、メニューの数が増えています。何しろ当時は、各種ハンバーグ定食ならば、ハンバーグは350g(合い挽き肉特売サイズ約1パック分!)盛り付けにフライドポテト、太麺のスパゲッティ(ミートソース、そしてライスは小ぶりのどんぶり一杯、味噌汁、サラダ(器にキャベツが詰まっています)という按配。ワタシや友人が、朝から何も食べずに夕方入りやっとこ食べきれる分量、そしてその後はしばらく動けず、翌日の昼前まで持ってしまう分量なのです。
しかもハンバーグはふっくらとして肉汁たっぷり、太麺パスタはたっぷりで食べ応満点、ごはんもふっくらふくふく福島のお米、味噌汁は会津天宝の白虎味噌使用とくれば、箸が進まない訳がない!

ピラフ一つ取っても、まるで中華の大皿料理。皿の上に小山なんて可愛いもの、ドームが出来ています。パスタにしても同様です。しかしこの量では、余程覚悟を決めなければ食べ切れません。なので、量を減らしたメニューを増やし、お客さん(多くは学生)のニーズに応えたとのことなのでした。
とは言え、それでもハンバーグは250g・・・^^;


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ワタシが頼んだのは、大好きだったチーズハンバーグ。もちろん昔どおりの350g!久々に挑戦です。
写真を撮り忘れましたが、相方の頼んだものはスパバーグセット(250g)。セットの手作りプリンに惹かれ、ワタシが「大丈夫?食べきれる?」の声も遠くの雷鳴、元気良く頼みましたが、現われたそれにビックリ仰天。

ワタシは比較的少食で、逆に相方はよく食べます。なので侮っていたのでしょう。相方共々一所懸命に美味しい料理を片付けます。

ひまわりの料理は、おじちゃん、おばちゃんの心がこもっているのがよく分かる美味しさなのです。きつくなったら残せば良い。確かにそうかもしれませんが、残すのが勿体無く、苦しくなっても食べてしまうのです。

食べ終わり、動けずぽけーっとしていると、トドメのプリンとコーヒーが運ばれてきます。プリンは食べた記憶が無かったのですが、口に含んだ途端引き台の奥に眠っていた記憶が蘇ってきたのです。
この味、知ってる!そうだ、ここのプリン、後輩の女の子と食べた事あるよ!そうだよ、その子いわきの子でねぇ・・・
こうして相方に、その時のことをニコニコと語ってしまったワタシなのでした。

久々のご馳走を全て食べ終わり、時間胃の落ち着き始めた頃合を見計らい、会計を済ませます。
伝票を見ると、コーヒー代とワタシのプリン代が含まれていません。そう。マスターは学生時代と同じように、何も言わずにサービスしてくれたのです。

おじちゃんに再会を約束しながらお店を後にします。


「今まで紹介してくれたお店の中で、ここ一番好き。このお店、また来たいな」

帰り道、相方が嬉しそうにはしゃぎます。次回は駅弁も我慢して、量を減らしたセットをお願いしよう。そんな事を考えながら、駅前行きのバス停へと向かうのです。


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by kaze_soyogu | 2005-12-03 12:34 | 東北の空の下 | Comments(2)

夢の続き-11月26-27 郡山、飯坂の旅 その3・・・郡山駅前


1年前の郡山の様子。
今回は、至る所が改装中&工事中だった。
写真もほとんど写真を撮っていなかった為、昨年の郡山駅前の様子を。

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一番下、時計の塔の右端に座っているのは、ワタシの学生時代の友人の女の子。足が長く背も高い、山形出身の女の子です。


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郡山のシンボル、「モルティ」。最上階がプラネタリウムになっています。
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by kaze_soyogu | 2005-12-03 11:58 | 東北の空の下 | Comments(4)

夢の続き-11月26-27 郡山、飯坂の旅 その2・・・郡山到着


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宇都宮を過ぎると、東北本線はまた新幹線の高架に別れを告げ、ガタゴトと田んぼの合間を真っ直ぐに進んで行きます。車窓は昔ながらの日本の光景を映し、車内にも、どこか懐かしい土の匂いが漂い始めるのです。

ほとんど変化の無い景色の中を1時間弱走ると、那須周辺でまた新幹線と合流します。味も素っ気も無い、櫓の如く聳え立つ高架の合間を掻い潜り、やはりゴトゴトのんびりと東北線は進みます。
新幹線停車駅・那須塩原を過ぎると、次は黒磯。ここで東北へと足を踏み入れる列車に接続します。接続駅としてある程度の広さを持ちながらもどこか寂れたホームに降り立ち、一番奥にちょこんとある、福島・仙台方面4-5番線ホームへと向かうのです。


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4番線ホームには、既に2両編成の郡山行きが待っていました。喫煙所で一服し、その列車を眺めます。
電気機関車の汽笛と、乗客が扉を開け閉めする「ピコン、ピコン」という音、たまに烏が鳴き喚く声以外、聞こえる音はほとんどありません。

黒磯駅で郡山-福島-仙台方面の列車に乗り換える時、この静けさのせいか、何故だかいつも心の中に静寂が訪れるのです。
特に冬場は、この辺りから空気が一段と冷たく硬くなり、この先は自分の今までいた世界とは違う世界が広がっている、そんな気配を感じてしまいます。
確かにそうなのかもしれません。開発されすぎた関東平野を抜け、これからは山に囲まれた、厳しくも豊かな自然を抱く土地に足を踏み入れるのです。


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高久-豊原-白坂間。下の2枚は東北線の名所、豊原-白坂間の白坂鉄橋。車窓から下を見下ろすと、まるで空に浮いているような錯覚に陥ってしまう、非常に高い鉄橋です。この鉄橋を渡ると、福島県に入ります。

僕が生まれ育った土地は、マンションが立ち並び、車の行き交う音や街の喧騒が絶えない所でした。にも拘らず、何故か懐かしく感じてしまう光景が、車窓いっぱいに広がります。

郡山手前の安積永盛まで、こんな景色の合間をコトコトと進みます。


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こうして見ると、郡山って大都会なんですねぇ。

新幹線で来ると、東京の記憶が新鮮な為普通の地方都市に感じます。しかし、鈍行で駅弁を頬張りながらのんびり来ると、東京に勝るとも劣らない大都会に映るのです。これをワタシは「鈍行マジック」と呼んでいます(もちろん今思いついた)。

それはそうと、郡山に到着です。ローカル銀行しかない構内のATMにちょっとした感動を覚えながら、奴を訪ねるための準備をし、タクシーに乗り込みます。


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奴が眠る場所は、「自然豊かな環境のもと、104haの広大な敷地に16,700区画の墓所を有し、市民に親しまれている公園墓地」の東山霊園。本当に広いです。遭難するかと思うほど広い。ここに比べれば、先日足を運んだ雑司ヶ谷霊園などネコの額にも及ばないほど。

ここでクラッカーの代わりに仏花を、酒の代わりに新鮮な水を、タバコの代わりに線香をあげ、手を合わせます。

「あんまり皆に愛され過ぎるから、どっかの誰かが嫉妬して連れてっちゃったんだよ」
多くの友達が、そんな風に言う。ワタシもそう思う。それほどまでに愛された。

彼の遺骨は、大部分が両親の手によって海に撒かれました。そして残った一部が、この奥底に埋まっています。

ところで。
このブログのタイトルには、実は大きな意味を込めています。
「風そよぐ」は、人の魂の行く先を歌ったSOLの名曲『きら星』の歌詞、「風そよぐ散歩道」から、そして「晴れた海」は、奴の遺骨が撒かれた場所から。その二つを合わせ、「風そよぐ、晴れた海」。

お前とSOLが支えてくれるから、俺と彼女はこんなに楽しく、幸せに、色んなところを飛び回っていられるんだよ。とまぁ、そんな感じで。

あー恥ずかし。

名残を惜しみながらも、メーターを止めて待っていてくれたタクシーに再び乗り込み、一路郡山市街を目指します。



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by kaze_soyogu | 2005-12-02 00:28 | 東北の空の下 | Comments(6)

夢の続き-11月26-27日 郡山、飯坂の旅 その1・・・上野~宇都宮


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11月26日、最早恒例となった郡山詣に向かうため、東北線快速ラビット・宇都宮行きに乗り込みます。

毎年この時期、学生時代の後輩にして大親友、いや、ワタシの一部でさえある、とある友人の誕生日を祝うため、郡山へと向かいます。毎年一人で行っていましたが、今年は二人。いや、これからはずっと、相方と二人で行くことになるんじゃないかな。

本当は、奴に直接、「この人と一緒になるんだぜ」と伝えたい。そして、誕生日おめでとう!とどんちゃん騒ぎで祝いたい。でも、奴の時間はあの日を境に止まってしまいました。
墓前に向かい、奴のほんの僅かな名残に向かい、小さく呟く事しか出来なくなってしまった。それでも、どこかで繋がっていることを信じて、郡山へと向かうのです。

余談ですが、奴の命日や誕生日近くには、遠くは九州から奴の誕生日を祝いに来る友人もいます。生前、分裂しそうになったあるサークルも、奴を中心にして一つになった。少年のように純粋で、男に惚れ易く、好きな事に真っ直ぐ。なにかやるとなれば十人分以上のアイデアと行動力を発揮しする。それでいて、自分の能力を誇示しないどころか、人の手足となって駆け回ることに何よりも喜びを感じ、手柄は人に譲る。人の良い面を、得意な分野を的確に見抜き、またそれを自分も吸収する。
幼馴染や中・高・大学の友達を区別せず、自分の友達や知り合いを一直線に皆繋げ、巨大なネットワークを作り上げた。そして何よりも、人を驚かしたり、度肝を抜くのが大好き。イタズラ好きではにかみ屋、人が大好きで何事にも興味津々。皆に愛され、可愛がられ、頼られた男。
多くの女の子が奴や奴の周りではしゃいでいる連中を見る時、何故だか母親のような心境になる、と言っていた。男の子っていいね、そんな風に夢中になれて。そんな風に言う女の子もいた。
そんな奴だから、彼の回りにいる友達も、皆とてつもない固い絆で結ばれています。自分の事はさておき、奴の為にどこからでも集まってくるのです。
彼は最強のNo.2。今でも何か壁に当たると、「お前なら、どうする?」と今でも心の中で問いかけてしまいます。

それはさておき。
今回はこの他に、とても大事なイベントが複数待ち構えています。大きな期待に胸を高鳴らせながら、快速ラビットに乗り込みます。


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宇都宮に到着です。ここでまず一つめのイベント、富貴堂の駅弁を購入!


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五月にも、このおじちゃんから駅弁を購入しました。なんと言っても口上が巧いのです。
『下野日光山葵御膳』の口上など「これは徳川三代を表しています。家康は天ぷらの食い過ぎで死んだってんで、この通り天ぷらが入っています」

・・・殺す気ですか?


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まだ命が惜しいので、相方はハイカラ弁当を選びます。
このカニクリームコロッケが凄いんです。中身はカニ、カニ、カニ・・・。ホタテもなにも美味いのなんのって、これで1200円ならお得です。


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ワタシもまだ命が惜しいので、以前と同じく鶏茶飯。鶏は柔らかく、茶飯はしっかりと味が染みています。
尚、この画像は5月に撮ったもの。今回は写真があまり良くなく、その時のものを使っています。現在は器が変わり、朱のプラスチックのものになっています。

富貴堂は、明治19年創業の駅弁の老舗。味は言うまでもなく、口上も見事なものがあります。


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北斗星がホームに滑り込むと、弁当売りのおじちゃんの声がホームに響き渡ります。
この北斗星、いつかは乗りたいと思っています。そしてこの列車から、富貴堂のお弁当を買うのです。

いつかは、必ず!



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by kaze_soyogu | 2005-11-30 23:57 | 東北の空の下 | Comments(3)

雪の神社

今年2月、3連休を使って、十和田の友人の家に遊びに行きました。
2日目に青森まで足を伸ばし、雪景色を堪能。
雪化粧とは、よく言ったものです。全ての物が白い装束を身に纏い、白い傘を被っているかのような街の景色。2月の青森は、まるで姿を現す事を恥ずかしがっているような、慎ましやかな景色が一面に広がっていたのです。

深い雪の中にいると、気持ちがどこまでも静まります。音は雪にかき消され、自分の呼吸と足音、降りしきる雪がサク、サクと積もって行く音、木の葉に積もり積もった雪が、耐え切れずに滑り落ちるしか聞こえて来ません。

この音の無い、そして色さえも霞み限りなく白に染まったこの光景が、何よりも好きなのです。


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by kaze_soyogu | 2005-11-11 01:23 | 東北の空の下 | Comments(2)


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


by FucaNeus

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