風そよぐ、晴れた海

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装備追加&加筆修正のお知らせ


前回の記事、「真夏のナイトライドの必需品!ライトの話です」を加筆修正しました。


今週日曜、、バックパックに入れチューブで水を吸い出す袋型の水筒、「ドイターのストリーマー」と、、「GENSTON・閃(ジェントス・セン)」というライトが、僕らの装備に加わりました。

ストリーマーは、これからやってくる暑い夏に向け、ボトルでの水分補給量が思うようにできない彼女にプレゼント(もちろん自分の分も購入しています)。
これからの時期、水分補給に障害があると、それこそ死活問題に繋がります。
しかし、乗車時にボトルを取り出す動作が苦手な彼女は、どうしても補給を我慢してしまいます。
それがボディーブローのようにじわじわと影響し、ある時突然、ガクンとパフォーマンスが落ちるのです。
そこでものは試しにと、コンビニで氷を補給すれば、いつも冷たい水を吸うだけで補給できる、ハイドレーションシステムを装備する事にしました。
ふたりとも、ハイドレーション対応のドイター製バックパックを使っているので、これを使わない手はない、ということです。
購入先は、「アイエスマート楽天市場店」です。


■ DEUTER STREAMER2.0Lドイター ストリーマー2.0L 


「GENSTON・閃(ジェントス・セン)」は、bicycle_commuterさんの『走れ!銀座まで! BD-1で自転車通勤』で知り、マグライト専門店「ホルキン」で購入。


■ 【楽天開店特価!】 GENTOS SENN 閃 ジェントスセン SG-305【フォーカスコントロール機能】


それまで彼女は、自転車ライトとしてはそれなりに明るい「NITE RIDER ULTRAFAZER 5.0」というライトを使用していましたが、それでも夜の多摩サイではまるで歯が立たず、悩んでいたところでした。
少し手持ちで照らしたところ、オーライトT25のターボモードには及びませんが、モード4よりは明るく、かなり飛びます。
2灯で強力にしたら、ナイトライドの増えるこれからの季節、心強い味方になりそうです。
(コミューターさん、良質な情報をありがとうございます!)


次回の土曜は雨の予報なので無理そうですが、雨の予報のない土曜、西多摩町「鳩ノ巣」まで行く計画を立てています。
多摩グルメの本を眺めていたところ、ここには『ぽっぽ』という喫茶店があり、カレーも出しているとのことで、目標に定めました。

ここでストリーマーと「閃」を試す予定ですので、いずれレポートしたいと思っています。


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by kaze_soyogu | 2009-06-30 01:25 | 自転車ライト関係 | Comments(1)

真夏のナイトライドの必需品!ライトの話です

※ この記事は2009年時点の記事です。
  2014年現在、OLIGHT(オーライト) T25 Regularは生産終了しており、
  自転車用ライトも高輝度のものが増えております。
  新たなライト記事は、下記をご参照ください。

   → 3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その1



夏と言えばナイトライド。

夏になると、ナイトライドの機会が俄然増えます。
だって日中暑いもん。
だから僕らも夏の夜はよく走りました。
今年も、何度かナイトライドを楽しみたい、と思っています。

しかしながら、夜走るということは、当然ライトも必要になる、ということ。

そんなわけで、今日はライトの話です。

当初、こんなライトで走っていました。

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↑の大きな方のライトです。
これはハロゲンライトで、単三電池4本で駆動するライト。
上部にはLEDが装備してあり、ポジションライトとしても使えます。

街中なら、これで充分でした。ハロゲンでもそれなりの光量はあり、困る事はありませんでした。
何より、ボ~とした柔らかい明かりが、結構いい味を醸し出していて、それなりに好きでした。

しかしながら、夜中の多摩サイを走ったとき、思い知ったんです。


光量がぜんっぜん足りない!!


もう何も見えません。手前5m程度で、やっとコーナーが来ていることが分かる程度に見えません。20km以上の道のりを、ほとんど勘だけで走る始末です。
もちろん、ミスコースやコースアウトも数え切れず。

夜の街頭のない道、サイクルロードや田舎道では、自分の存在を知らせると言うよりも、積極的に照らすライトが必要になります。
こればかりは妥協できず、情報を集めて購入したのがこれ。

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「OLIGHT(オーライト) T25 Regular」。
『Cree 7090 XR-E Q5』という、高輝度3WのLEDを搭載し、単3電池2本で駆動する、マグライトです。
これを、こちらを参考にミノウラとトピークのパーツを組み合わせたブラケットに取り付けて使用しています。

このライトは、明るさが5段階に切り替えられます。

最高の5段目にすると、多摩サイの最も暗い地点でも、40m先のブラックウェア・反射素材無しのランナーさんを余裕で視認する事ができます。
(多摩川の対岸にも明かりは届く。また、リフレクターや標識、リフレクターつき衣類やシューズなどは、100m以上先から視認できる。)


黒いウェアで反射素材無し、ライト類の携帯無しのランナーさんや歩行者※ 注は、通常の自転車用ライトでは例え5,000円するものでも直前まで見えません。

街中では2~3段目、多摩サイでは4段目、暗い地点ではスポット的に5段目で使用していますが、現在のところ光量について不便を感じる事はありません。
むしろ見えすぎるくらいです。

もちろん明かりは超スポットなのでワイド側は弱いですが、それでも通常の自転車用ライトよりはずっと見えます。

難点を言えば、ひとつは明る過ぎて対向車や歩行者を思いっきり幻惑してしまうこと。
なんせ、最も明るいモードでは、光源を直視できません。
これはいずれ、ひさしを着けることで対処しようと考えています。

二つ目は、電池の駆動時間が短いこと。
3段目では12時間持ちますが、4段目では5時間、5段目のターボモードでは、なんと1.5時間しか持ちません。
なので、替え電池は絶対に必要です。
僕はほとんどの時間を4段目、たまに5段目で走っているので、3時間程度がやっと。
万が一のことを考え、ナイトライドの時は3セット(6本・単三ニッケル水素充電池)を常に携帯しています。
なんせ、ターボモードでの使用が続くと、それでも足りない場面が出てくるのですから・・・。

ただし、他の高輝度マグライトの電池は「CR123A」という電池なのに対し、
OLIGHT(オーライト) T25 は単三電池2本、充電池も使用可能なため、いざとなればコンビニの単三アルカリが使えます。
デジカメと同じで、どこにでもある電池が使えることは、高いアドバンテージになっています。

三つ目の難点は、点滅モードがターボモード(5段目)の明るさしか設定がないこと!

目潰しですよ。直射されたら軽く狂えます^^;
まず自転車では使いません。むしろ使えません。

それでも、この190ルーメンという明るさは、その難点を補って余りあるものです。
街中の交通量の多い道でも、車にしっかりと自分の存在を知らせることができますし(そのお陰で、対向の右折車両にかなり前から気付いてもらえたりして、車に早い段階で気付いてもらえるようになった)、暗い道では強力な案内人になってくれます。

意外に雨にも強く、もはやこれは、手放せません。



■ 【楽天開店特価!】 OLIGHT T25 Regular / オーライト T25 レギュラー


■ メモリー機能搭載!消灯時の明るさで、再点灯可能OLIGHT T25 Regular



OLIGHT T25 Regular と同時に、ポジションライトとして、キャットアイの『HL-EL135』を使用しています。
しばらくの間は、ハロゲンライトのLED部分を使用していたのですが、LEDしか使わないのに単三電池4本はあまりに無駄ですし、何しろ重くてでかすぎる。
OLIGHT~だと電池を食いすぎて勿体無い。
なので、もっと機能的なポジションライトを、ということで、装備しました。

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単三電池2本で、点滅時約320時間も電池が持ち、視認性もそれなりにあります。メインのライトとして使うには不十分ですが、何より小型軽量なため、サブとしては大活躍してくれています。
一度このライトの電池が切れかけたとき、サイコンの動作が止まってしまうトラブルがありました。
それ以外は至って快調です。

ただし、OLIGHT T25 Regularをターボモードで使用中は、このライトの点滅は対向車から全く見えません^^;

■ キャットアイ(CAT EYE) HL-EL135 シルバー


多くのスポーツバイク乗りが装備しているように、僕も彼女も安全のため、テールライトもつけています。
はじめは安価なLED3個ののキャットアイのTL-LD130-Rだったのですが、交通量の多い車道での視認性が悪く、街中では周りの明かりに混ざってしまうため、LED5個の『TL-LD610-R』に変更しました。

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これ、かなり明るいです。つか、サイド トゥ サイドの点滅モードでは、まるでナイトライダーです^^;
多摩サイでは、5つ全てが同時点滅するフラッシングモードだと、直後を走る彼女がチカチカして嫌がる程度に明るいです。
交通量の多い街中では、周りの明かりに混ざりにくく、後方からの視認性もかなりのもの。
キャットアイのテールライトは比較的安価な割、駆動時間と光量があり、安心感があります。


■【夏のボーナスセール】キャットアイ TL-LD610-R 5LEDテールライト



自転車は、自動車からすると非常に見えにくい乗り物です。
兎にも角にもキラキラさせて、早い段階で見つけてもらうことが肝要です。
自分の体を、自分の命を守るためにも、ね。


※ 注)
街頭の無い細い道をそのような格好で歩くのは自殺行為です。特に車は、明かりの方向が下向きで上方向にに拡散しないように出来ているため、ドライバーからは意外に見えません。危ない目に遭ったとしても、法律的にはどうあれ自分が招いている面もありますから、スーツをはじめ黒いウェアを着る方は、見えやすい上着を携帯するか、必要以上に避けてあげてください。
どちらが悪かろうが賠償金が手に入ろうが、痛い目を見、長い間不自由な思いをするのは、あなたです。



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by kaze_soyogu | 2009-06-25 01:10 | 自転車ライト関係 | Comments(0)

ウェアの話-夏編


暑くなりました。

こんなジメジメした日本の夏。
スーツで歩き回るなんてどうかしてるぜ日本人。
・・・などと悪態を吐きつつも、それも仕事のうち俸給のうちだから仕方がないっちゃしかたがない。

でもなぁ。やっぱなぁ。
上だけでもスポーツウェアで仕事できたらラクだろうなぁ。
などと妄想してしまうワケですよ。

そんなわけで、「サイクルウェア夏の陣」です。

昨年の夏は、極度の金欠と無知のため、ハーフパンツ(綿製)とポロシャツ(これまた綿製!)という出で立ちで、都内を駆け巡っておりました。

その道の方々からすれば、まぁ「こいつらヤベェよ。あたまイカれてやがる!」てところでしょうか。

もちろん暑い。乾かない。重い。バタつく。ムレる。臭う。生地がつっぱる。濡れるとキモチワルイ。日が暮れりゃチベタイ。
そりゃもう、考え得るあらゆる十字架を背負って、それでもわぁわぁきゃあきゃあ言っておったのですよ。
その当時は、そんなもんだと思っていたんですよ。無知とは恐ろしいもので。

ところがです。

知ってしまったんですよ。
真冬に『サイクルウェア』の威力とやらを。
見てしまったんですよ!連邦のMSの性能とやらを!
(↑あ、ガンダムあんま好きじゃないです。アムロ見てるとイラっとするんで。)

真冬の2月の夜でも暖かい。暑くなってもムレない。すぐ乾く。ピッタリフィットでバタつかない。前傾取ってもつっぱらない。バックポケットの収納力が高く、非常に便利。

それからは、もうサイクルジャージでなければ乗りたくない病ですよ。
で、買ってしまいました。半袖ジャージ。



■【PEARL IZUMI□パールイズミ】 UVジョンティー ジャージ 602-B


■PEARL IZUMI パールイズミ 2009SS UV ジョンティー ジャージ



これの白黒カラーのSサイズです。

他に、キャノンデールのクライムジャージ(US Sサイズ)、サイクルベースあさひの「クールマックス4スピンドル半袖ロードジャージ」のSサイズです。

やはり、機能的には値段なり。
UVジョンティージャージは、最高でした。

ユニクロなどのドライメッシュTシャツですと、風が生地をすり抜け体に直接当たります。
そして、風を巻き込んでわき腹辺りでバタつき、常にムチ打たれているような感じになります。
これが結構、僕のような非力な人間ですと疲労を増したり体力を奪われたりするんです。
しかし、UVジョンティージャージは、ジップを閉めるとほとんど風が当たらず、生地が冷却される事で体をクールダウンしてくれるんです。
もちろんピッタリタイトフィットなので、ジップを開けてもバタつきません。
3バックポケット+ジップポケットの機能性も良く、そして非常に軽く薄く、既に皮膚の一部です。
不快感はほとんど無し。

難点と言えば、ホワイトだと結構透けることくらい。
構わないと言えば構いませんが、やはり男性には目の毒ですから、メッシュインナーを着ることで防いでいます。

クライムジャージは、日本サイズで言うとMサイズですので、身長160ちょうどの僕には若干大きい。
そして、ウエストにも余裕ができるため、バタツキが発生します。そして若干厚手で重いです。
4スピンドルジャージはサイズはピッタリですし、デザインも悪くはない。
若干乾きは悪いですが、着心地は良く、見た目ちょっと安い感じはしますが、コストパフォーマンスはかなり高いですよ。
2バックポケットが僕には使いにくいため、40km程度のポタリングの時などに使っています。

実を言うと、ネオ ジャージが欲しかったのですが、やはり価格差で妥協しました^^;
カッコよさではこちらの方が遥かに上ですが、まぁカステリやカンパのエロさには到底敵わない。
上を見たらキリがないとムリクリ諦めた次第。
でも、カッコイイなぁ。


■ PEARL IZUMI パールイズミ 2009年春・夏 Newモデル ネオジャージ 303-B



■ 【PEARL IZUMI□パールイズミ】 ネオ ジャージ B303-B


どれも風をあまり通さず、生地自体が冷える事でクールダウンしてくれるので、ドライメッシュよりも遥かに快適です。
まぁ、この値段で快適じゃなければ、ちゃぶ台返しのひとつも繰り出したくなりますわ。

彼女のジャージは、同じくパールイズミのクールネスジャージ。


【PEARL IZUMI□パールイズミ】 女性用ウェア クールネス ジャージ ウーメン W710


カラーはピンクです。
機能性は、男性用とほぼ同じ。
ただ、このジャージの難点は、他のカラー、特にブルーが「?」なこと。
彼女曰く、ピンク以外のカラーにもう少し一工夫が欲しい、とのこと。

他惹かれたのが、これ。


■ 【PEARL IZUMI□パールイズミ】 女性用ウェア アタック ジャージ W713


■ パールイズミ/W713 アタック ジャージ


このグリーンとピンクは、実物を見るとカラーが良く、結構惹かれます。

これは袖が着脱式になっており、。暑い時は脱いで、寒い時に着られるウェアです。


■ 女性用ウェア UVジャージ W718


もちろん女性もののウェアも、カステリやカンパが

・・・素敵すぎますが値段も素敵すぎ。

もう少し、財布に優しくならないもんかんなぁ。


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by kaze_soyogu | 2009-06-24 01:29 | その他自転車整備、装備 | Comments(2)

地下足袋はいて山歩き-北遠・水窪町で山仕事 3

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山を下り、一休みしてから山の人たちと別れます。

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水窪を後にし、佐久間のお土産屋さんに到着。
向こうに、県道を歩くお婆さんが見えます。
どこまで歩くんだろう?

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佐久間のお土産屋さん、「よれいね茶のこ」。飯田線「城西駅」の駅からすぐのところにあります。
ここも山の人が経営しているお土産屋さんです。
この日は定休日(月の半分は休みですが^^;)なので、一緒に歩いた清水さんに呼んできてもらいます。

ここの店主は、父の大好物の梅干を扱っています。
ここの梅干は、シソに漬けた状態のものではなく、その後干して潮を吹いている文字通りの梅干。
これをお茶漬けにすると、深い風味がじわりと染み出し、絶妙な味わいが楽しめるのです。

しかし、車を降りた店主の方が持ってきたのは、普通の梅干です。。


父 :これじゃないんだよぉ~~><; もっとカラカラに干乾びた、塩吹いたようなやつ、ない?
店主:あるよ。店ん中にゃ 3年ものが7箱くらい。
父 :それそれ!全部頂戴!
店主:ウチにはもっとすごいのあるで。店にゃ出せゃせんが。
父 :どんなの??
店主:  15年もの。

じゅ、じゅうごねん!!

絶句の果てに目つきが変わる、僕と父。

15年物を必ず送ってもらう約束を即行でする父。
3年物の梅干を買い占められた僕は、彼女のお土産に「柚ジャム」を購入し、皆さんとお別れします。


そして帰り道、この県道をロードバイクで走っているサイクリストに出会いました。
浜松市街から50Km弱。
さぞ心地よいツーリングだったことでしょう。
僕もいずれ、この道を走りたい。林道をMTBで駆け抜けたい。
今回は車だったけれど、僕も時間が許せば、彼のように自転車で山まで走り、地下足袋履いて山に入り、そして輪行で飯田線に乗りたい。
帰り道、ずっとそんな事を考えていました。

そんなにテクニックも体力もないけれど、山と自転車と鉄道が心底すきなんだなぁと改めて実感し、恐らくこの先もこの三つとずっと付き合っていくんだろうなと思った2日間でした。

次回は9月。
今度はもっと険しく、マムシがうじゃらか這っている山に入ります。
無事に帰ってこられるよう、今から山の神様にお願いをしなければ。


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秘境駅の宝庫、飯田線。
天竜川流域の険しい山間を走る。

2009年6月13日 OLYMPUS μ830



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by kaze_soyogu | 2009-06-19 01:08 | 浜松・水窪山仕事 | Comments(4)

地下足袋はいて山歩き-北遠・水窪町で山仕事 2

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車を止めた林道を見下ろしながら、尾根伝いに進みます。

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はるか昔、ここには沢があったらしい。
今では水が枯れ、跡だけが残っている。
2009年6月13日 OLYMPUS μ830


この辺りはいわゆる「痩せ尾根」で、足場が片足分の幅程度しかありません。
しかも木の根や蔦、植物の茎が足に引っ掛かります。
滑っても地面はふかふかの土ですから、ほとんど怪我はしませんが、一度落ちると上るのに苦労するため慎重に歩きます。

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恐らく江戸期頃からあると思われる彫り物。
これが何を意味するものなのか、ここにいる誰もが知りません。
一緒に山の神を祭っています(青い紙と赤い紙が、山の神のしるし)。
皆ここで帽子を脱ぎ、手を合わせてひとやすみします。


ちょうどこの辺りは、他の所有者との境目です。
自分の方の木に、油性マジックで印と日付をつけて行き、境界を主張します(笑)

境界のちょうど真ん中や、わずかにこちら側に生えている杉・檜もあるのですが、それには印はつけません。
そこに印をつけてしまうと、いらぬトラブルを生んでしまうからです。
お隣の所有者も同じ考えの方と見え、そういった木々にはどちらの印もついていませんでした。

都市では考えられない暗黙の了解が、ここにはあります。

通常の山歩きであれば、この尾根伝いに歩けばよいのですが、僕らは木を見なければならないため、この急斜面を上り下りしなければなりません。

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一度下り、また上ったところで、根を上げる父^^;(右側の黒帽子)

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この辺りの傾斜はこの程度。
急勾配ではありますが、土の状態が良く、凹凸が少ないため比較的上りやすい傾斜です。

足の指に力を入れすぎ、ふくらはぎばかり使っていると、すぐに脚が動かなくなります。
足裏全面を使い、太ももの裏の筋肉を使って上るのです。
この筋肉の使い方は、自転車のそれと良く似ています。

なお、父の帽子のトップにはポケットが付いており、ここにGPSを入れています。
このGPSで歩いた経路を記録します。
後にPCでデジカメ画像の撮影時間とGPSデータを自動で照会し、場所を特定。
それを元に、祖父と後の作業計画を組み立てます。

デジタル機器の進化は、こんなところでも充分に役立ってくれるのです。

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奥山さんと清水さんによって間伐された杉。
上のトタン屋根の下に、チェーンソーや作業道具が保管(放置?)されています。

間伐とは、間引きのこと。
これをしないと、山は日が当たらず、菌類や蔦植物が急成長して木々を絞め殺し、やがて死んでゆきます。
こうして荒れた山は、CO2吸収量も極端に減り、浄化作用を失い、また保水効果も薄れます。

自然林は、長い時間をかけこういった崩壊と再生を繰り返しますが、日本の植林はこの崩壊を減らし、安定した状態を長く保つために工夫されてきました。
切り過ぎず、切ったら植え、手をかける。
その結果が、これだけの先進国になったにもかかわらず、現在国土における森林割合約66~68%(統計により異なる)がという、森林王国の礎を築いたのです。

しかし、この森を保つための作業である間伐が、今は行われず放置されている森がたくさんあります。
その一因として、間伐材の利用が減ったことが上げられます。

今はエコの名の元に逆のことが呼びかけられていますが、かつて割り箸は、間伐材を利用して作られていました。
もちろん全ての用途が割り箸ではありませんが、かなりの割合を占めていました。
80年とか100年とかそんな立派な木は、割り箸素材には勿体無く、使いません。
しかし、外国産の安い割り箸の普及と(外国産は原価1円程度、国内産は2~3円)、割り箸そのものの利用率低下により、間伐材は利用されなくなりました。
そうして、間伐材が収入源として活用できなくなり、間伐を行えなくなってしまった森が沢山あります。

「松屋」に行くとよく思うことがあります。
森を育てるために切り出した間伐材で作った割り箸を使うのと、使うたびに洗剤で洗い汚水を生む、しかもプラ製の箸を使うのと、どちらがエコなのだろうかと。
もちろん、チェーン店では国内産間伐材製割り箸など使わず、安い外国産の物を使うでしょうが。。。

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枯れて毒キノコに犯されています。
毒キノコは、この子の全身にびっしりと生えていました。

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尾根の端の絶壁まで行き、昼食です。
このおにぎりは、清水さんの奥様が拵えてくれたおにぎり。
これとゆでたまごで腹を満たし、すこしお昼寝。

その後、同じ道を引き返します。

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コアジサイ。茎が紫で美しい。そこらじゅうに群生していた。
2009年6月13日 OLYMPUS μ830


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シャクジョウソウの一種。日陰に生える腐生植物。
2009年6月13日 OLYMPUS μ830

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この辺りではめずらしく広い尾根を下ります。ここはイノシシが土を掘った跡があり、結構凸凹しています。
地下足袋が合わない奥山さんは、杖を片手に少々お疲れ気味です。

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最後の難関^^; 行きではここを下りました。
ヒーコラ言う父を、皆で待ちます。
山歩きでは、ほとんどこんな感じの所を歩きます。
大雨の後では、崩れている箇所もあり、そこを横切らなければならないこともしょっちゅうです。
しかし、都会では体験できない多くがここにはあります。

仕事3割、遊び7割。
山は決して稼ぎにはなりませんが、それでも守っていく意義はあるし、何より素晴らしい世界がそこにはあります。
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by kaze_soyogu | 2009-06-19 00:18 | 浜松・水窪山仕事 | Comments(0)

地下足袋はいて山歩き-北遠・水窪町で山仕事


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今回は自転車とは関係ありませんが・・・。
6月13日、家の仕事の手伝いで、久々に山へ行ってきました。

私の本家は浜松市の天竜川を挟んですぐ隣にあり、
代々林業を家業としています。
山は静岡県と長野県飯田の境、天竜川流域の水窪(みさくぼ)にあり、
かつては材木を船で運ぶ廻船業も営んでおりましたが、
現在は林業を生業としています。

現在93歳の祖父は、年齢から山に入ることはなくなり、
東京に住む父が、代わりに見回っています。
そしてその父も、既に65歳。
まだまだ体力的には充分ですが、
今後のことを考え、これからは私も手伝う事になったのです。

今はまだ、山のことも木のことも、山の人、所謂『杣人(そまびと)』のことも、普通よりちょっと知っている程度です。ほとんど知りません。
杣人のことで知っていることと言えば、彼らの言う「この間」が実は40年前の話だったりと、年月感覚が微妙におかしいことくらい^^;
これから山の人との温厚を深め、山を木を知らなければなりません。


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深夜の東名高速下り線。結構交通量があります。
2009年6月12日 OLYMPUS μ830


金曜の夜、定時に退社し飯田橋で父と待ち合わせ。
19:00ジャストに飯田橋を出発し、東名高速で一路浜松を目指します。

日が変わる頃にホテルに到着し、明日に備えイソイソと寝支度を整えます。
祖父の家に泊まるのが安上がりですが、
この時間では遅すぎるのと、寝支度が早く済むためホテル泊まりです。

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天竜川の下流はやたらと広い。
2009年6月13日 OLYMPUS μ830


翌朝は6:00起き。即行で支度を済ませ、6:30に出発。
天竜川を上流方向にずっと上って行きます。

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天竜川上流、北遠地域
2009年6月13日 OLYMPUS μ830


出発後1時間程度で、秋葉ダム周辺の北遠地域に入ります。
驚いたことに、この道を中・高校生がママチャリ&ジャージ姿で走っています。
彼らがスポーツサイクルに乗ったら、僕など簡単に千切られてしまうかもしれません^^;

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地下足袋は山歩きの必需品。登山靴では滑落します。
2009年6月13日 OLYMPUS μ830


山の人の家に向かう間、足袋に履き替えます。
地下足袋は、土の感覚がダイレクトに足裏に伝わり、またつま先の踏ん張りも利くため、山仕事には必需品です。
こういった山では、登山靴のようなものだと、ほんの少しの土の崩れが分からず、また踏ん張りも利かないため、却って危険です。

もちろん、底の薄い地下足袋で、土から頭だけが出ている石の上に乗ったら、痛いです。
しかし、この痛いという感覚が、山では必要です。
石の上は滑りやすいので、なるべく避けた方が良いのですが、靴だとそのまま踏めてしまいます。そして滑る。非常に危険です。
地下足袋だと、痛いから避けます。
事故を避けるためにも、足裏に何かを感じる事は必要なのです。

なお、足袋の下には「軍足」という、軍手と同じ素材の靴下を履いています。

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私の曽祖父の代から、山の手入れを請け負っていただいている杣人の家付近。
ここのお茶が、またおいしいんです。
2009年6月13日 OLYMPUS μ830


天竜川から離れ、水窪の幹線道路(^^;)を登り、山の人の家に着きます。
ここからは山の方3名、奥山さん、清水さん、佐藤さんとご一緒します。
皆さんにご挨拶、自己紹介をしたところ、なんと皆様、小さい私が遊びに来たことを覚えていらっしゃいました!
これから長い付き合いになると思いますが、よろしくお願いいたします!

以前は、このお茶畑から山に入っていましたが、現在は林道ができているため、もう少し車で上ります。


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ひたすら林道を登ります。
この先は、ごつごつした岩の転がる荒れ道です。
さすがジムニー。こういう道は滅法早いです。
セリカGT-FOURだと、いつ腹を当てるかと冷や冷やしながら、慎重に走ります。

MTBで走ったら、楽しいだろうなぁ。

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山の下のほうに見える細い筋が、川筋の県道です。

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しばらくすると、林道が途切れます。
ここから先は工事中。開通にはあと数年を要するでしょう。

しかし、この道が通ったお陰で、だいぶ楽になりました。
切り出しの手間もだいぶ省ける事でしょう。

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転がっていた石を車止めにして、山に入ります。

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先頭は、もちろん大ベテランの奥山さん。
70歳も半ばに差し掛かる年齢とは思えない健脚。
穏やかな気質と言い、私の憧れです。

しかしこの日は、この方がとても苦労されていました。
なんでも、新しいタイプの地下足袋が合わず、うまく歩けないとのこと。
地下足袋にも用途に応じて数種類あるのですが、選択を間違えると大変なようです。


<次回に続く>


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by kaze_soyogu | 2009-06-18 01:23 | 浜松・水窪山仕事 | Comments(0)

SPDでコケる。

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乗り始めてから10ヶ月。やっとSPDペダル導入!モデルはシマノの「PD-A520」
なるしまフレンドの店員さんオススメをそのままに購入。


とうとうSPDペダルとSPDシューズを導入しました。
男は黙ってフラットペダルだゼ!などと意味の分からない気概を持ちつつここまで来ましたが、
兄貴の脅しと御岳山の惨敗によりあっさり降参。
引き足ラブでレッツゴーです!

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シューズはスペシャライズドの『SONOMA』。これもなるしまフレンドで購入。


ここの来訪者は、自転車海苔ではない方のが多いので、少々解説をば。

SPDとは、ペダルとシューズをくっつけるシステムで、写真のように専用シューズの裏に「クリート」と呼ばれる金具が付き、その金具をペダルの凹部に「カチッ」と嵌め込むことにより、シューズとペダルが固定されるシステムです。
こうすることにより、踏むだけではなく引き上げる時にもペダルを回転させることができ、ロスを極端に減らすことができます。

固定を解除する際は、踵を外側に捻る事により、「カチッ」と外れます。
ペダル側で固定力も調整でき、強くすると外れにくく、弱くすれば外れやすくなりますが、弱くしても引き上げの際に外れる事はありません。
もちろんSPD初心者の僕と彼女は、固定力を最も弱くしています。
しかしモデルが違うためか、僕の方が固めです。

彼女のペダルは、両面にこの固定具が付いていますが、僕は片面のみのものを使用しています。
片面のみの方が軽いためこちらを選択しましたが、
信号待ちからのリスタートなど、走り出しの際、どちらの面でもキャッチしてくれる両面の方が、
扱いやすさは上です。


■【SHIMANO□シマノ】 SPDペダル PD-A520

シルバーの輝きに一目惚れ。カッチリ感とシンプルさ、軽さが魅力です。
でもMTBの太いクランクには似合わないですね^^;



■【15%オフ】SHIMANO シマノ SPDペダル PD-A530


迷ったのはこれ。「PD-A530」です。片面SPD、片面フラットの両刀使いです。
スニーカーでも乗る方にはオススメですし、たまにこちらにしとけば良かったかなとも思うこともあります。

彼女のペダルは、「PD-M424」 。
両面SPDで、僕も少し試し増したが、信号の多い一般道はやはり両面の方が扱い易いです。
片面だと、慣れれば足裏の感覚でどうにかなりますが、それでも迷わず瞬時にキャッチできるのはアドバンテージが高いと思われます。

また、シマノのビンディングペダルは、初心者モデル(安価なモデル)になればなるほど固定力を弱くでき、簡単に外せるようです。
そういった面からも、このモデルはよくできていると思われます。


■【SHIMANO□シマノ】 SPDペダル PD-M424

パッと見はチャラく見えますが、MTBに取り付けてみると以外に似合います。

シューズは「Specialized」のTahoが欲しかったけれど、なるしまフレンドに置いていなかったことから『SONOMA』に決定。

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ベルクロの方が履きやすいかも

サイクルシューズは、ベルクロ(所謂マジックテープ)の方が、履きやすくて良いです。



導入してからしばらく、練習のため近所をフラフラ走っていました。
そして前の日曜日。久々に多摩サイを少し長めに走ろうと、50km程度のポタリングに行ってきたところ・・・。

これまで、ふくらはぎの踏ん張りと大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)を頼りに走っていました。
ところが、SPDでクルクル回すと、ふくらはぎは全面開放され、ほとんど使わなくていいんじゃないかと言うほどラク。
特に上り坂は、もう笑っちゃうほど楽です。

しかし。

これまでそれほど使わなかった、太腿の裏をえらい使います。
今までほとんどなかった引き上げる力を、目一杯使うことになるんですね。
ペダリングがまるで変わり、また鍛え直しをしなければならないかも。。。

それでも、SPDは良いです。最高です。
回転のロスが少なく、その効果は上りで如実に現われます。
フラットペダルとはまるで別次元。これでは離されるのも当然。
むしろ今までよく頑張ってきたなぁと、ちょっと自分を褒めてみたくもなってきます^^;


さて。気分良く走った日曜日ですが、午後になり大雨が降り始めました。
足が固定されているので、慎重に走っていたのですが・・・
多摩サイを抜け、多摩川原橋で彼女を待つためターンした瞬間。

コケました。それもかなり派手に。

橋の継ぎ目の金属部分に乗ってしまい、成す術もなくコケる僕。
見て見ぬフリでス~と通り過ぎてゆく学生さん。超悲しい。。。
咄嗟に体を折りたたみ、関節を打たないよう尻と肩から落ちたため、脚や膝・肘の骨部分を打つ事はありませんでしたが、今日になっても動くと多少、右上腕の打ち身がと首の左側のムチ打ちが傷みます。

注意してたんだけどなぁ。

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分厚いゲルパッド入りのグローブしててもこれだもんなぁ・・・。布一枚の甲側には青アザも。

どうも右手が、ハンドルバーのエンド部分と地面に挟まってしまったようで、見事に丸い跡ができています。
僕のグローブは、ゴールドウィンのゲルパッド入りグローブなのですが、ちょうどバッドが無い部分にエンドが嵌ってしまったようです。
とは言え、グローブをしていたからこの程度で済んだものの、していなかったら、と考えるとゾッとします。

彼女も別の場所でコケ、こちらは膝を打ってしまいました。
彼女は、後ろ向きに転がり、受身を取ることがまだ出来ないため、よく膝を打ちます。
これは非常に危険ですから、どうにかして受身を習得させたいのだが。。。


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多摩サイを駆け抜けるスポーツ車椅子。多摩サイではよく見かけますが、かなり速くかっこいい。
しかもこの筋肉!素晴らしい体です。




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by kaze_soyogu | 2009-06-03 01:01 | ペダル・ペダルレンチ | Comments(0)

信号守れ馬鹿野郎!

と思わず怒鳴ってしまった日曜の朝。

昨日、東八道路から鶴川街道に入った、二つ目の信号でのこと。
赤信号から青に変わり、発進しようとしたその瞬間、車と僕らの自転車の間をノーブレーキですり抜けて行ったトチ狂ったクロス乗りのお兄さん。

言わずもがな2輪車は、発進の瞬間は最も不安定だ。
だからなるべく車列の間で、そして前車の死角に入らない位置で、最低限のマージンを持って停車している。
そこをノーブレーキですり抜けられたのだからたまらない。

一瞬頭に来るも、まぁよくあることとやり過ごしたのだが。


次の深大寺付近の赤信号での彼の行動が、僕のハート・・いや、脳ミソに火を着けた。

無視だけならまだいい。
小学校低学年程度の女の子が横断歩道を渡っているにも関わらず、彼はちょっと減速し、一瞥をくれただけで抜けてゆく。
車の陰に隠れてしまうくらいの、小さな女の子だ。

ここまでくると、もうどうしても許せない。
次の信号で追いついたが、当然彼は突破してゆく。
ここで僕の怒りが爆発。

「信号守れ!!
 馬鹿野郎っっ!!!」


軽く周囲に響き渡る程度の怒鳴り声を上げてしまった。
時間は朝8時過ぎ。周囲の住人の方には迷惑この上なかったと思うが・・・^^;

ちらと振り向きスピードを落とし、何故か歩道に入る彼。
自分に対して怒鳴ったのは分かったらしい。
その後進路が違ったので、それ以上は追わず。
同じ道で信号に引っ掛からなければ、
首根っこのひとつも掴んでいたかもしれない。
それくらい、その走りは無神経の度が過ぎていた。

その程度でその彼の意識が変わるとも思わないし、ヘンな奴としか思っていないのも分かる。
だが、どうしても許せなかった。


近頃、自転車のマナーの程度がよく指摘される。
だが、マナーと言うのは行儀作法や態度のことで、自転車のそれはむしろルールだろう?
自転車の信号遵守や歩行者保護は、マナーではなくルール、つまり規律だろう?


マナーの例として。
僕の父は、信号のない横断歩道で人が待っている時、僕の記憶では譲らなかったことが全くと言って良いほどない。
彼は歩行者を譲るとき、手のひらを上に向けて差し出し、頭を下げて「どうぞ」とやる。
これを例にすると、歩行者優先はルールで、「どうぞ」の姿勢はマナーだ。

余談だが。
父は若い頃からずっとスポーツカーに乗り続け、還暦を越えた今でも、ラリーカーのベース車両、セリカGT-Fourに乗っている。
だからもちろん、スピードは出す。むしろあの車は、ある程度スピードを出さないと安定しない。
だがスピードを出すのも、高速だけだ。
一般道では、まぁ出さないと言うわけではないが、街中で見通しが悪い、狭いなど条件の悪い道では、
普段走っている道でもトロい。
ただでさえ見た目からして攻撃的で、威圧感のある車なのだから、大人しくしてないとお話しにならん、
ということらしい。
マニュアルミッションで、もともとFF車を無理矢理フルタイム4WDにしている車だから、
クラッチはいくら強化クラッチとは言え、アシストが壊れてるのかと思う程、異様に重い。
半クラが続くと、左足が笑い出す。
ハンドルも、ブレーキも、シフトも、アクセルさえも全ての操作系統が固く、重い。
高速になるとそれが快感になるのだが、低速では苦痛以外の何者でもない。
それでも父は、マナーを決して忘れない。

ルールとマナーを常に念頭に置く事、突っ込みすぎず様子を見ること、いざとなったら思いきること、
周りから見て、「動きがわかる運転」そすること、そしてお互い気分よく譲り合い、
そのために常に考え、事前に用意しておくこと。
僕はこれらを父から学び、未だ学んでいる。

今ふと思ったけれど、ルールすら守れない人は、こういう教科書がなかったのかな、とも思う。
それはそれで可愛そうなことだ。まぁだからと言って同情はしないが。


それはそれとして。
マナーはまぁいい。100歩譲って目を瞑ろう。
だが、ルール無視だけは絶対ダメだ。
ルールは、それを守って初めて世の中が成り立つ。
ルールを守って初めて自転車という交通手段が成り立つわけで、
それを無視されたら、そもそも自転車という交通手段が成り立たなくなってしまう。

それは非常に困る。

もちろん、ルールを守れと言い続けたところで、世の中変わるわけではないのは重々承知だが、
父が自動車を愛するからこそ自動車のルール遵守やマナー改善を言い続けているように、
自分が自転車を愛するならば、そこから目を逸らさず、しつこいくらいに言い続けなくては
ならないんじゃないか、と思う昨今です。

そして、他の自転車海苔の方にも、「言うべきことは言う!」を実践していただきたいな、と思っています。

まぁ、怒鳴るのはやりすぎかも知れませんが・・・^^;


なお、その後に大雨に降られ、多摩川原橋の接合部の鉄板上でド派手にコケたのはナイショです^^;
受身で膝・肘は無傷だけれど、上腕の打ち身が痛い。。。




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by kaze_soyogu | 2009-06-02 00:27 | ゆったりのんびりツーリング | Comments(2)


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


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