風そよぐ、晴れた海

-序章5・トラブルは必ず起きる。それぞれにあわせた装備-

工具とスペアパーツはどうするか。


アーレンキー、ミニプラスドライバー、パンク補修キットと換えチューブそれぞれ2本。
これらは常に携帯している基本装備。
携帯型マルチツールは意外に重く、何より使い辛いので、持ってはいるが使っていない。
チューブは1本ずつでも良いが、特に彼女のリアタイヤは、渡辺氏の提案により今回だけ20Cを履いている。
20Cだと確かに軽いが、ハイトが低い分リム打ちパンクのリスクも増えるため、チューブ2本は必須だ。
1本パンクしたら、休憩ポイント、最悪でも宿でチューブをパッチ補修し、常に2本生きている状態にする。
パッチは非常に使いやすく確実な、TIP TOPの16mmと25mmのパッチセット。
25mmはロードチューブには大きいが、工夫すれば問題なく使えるし、ごく希に、この大きさが必要になる場面もある。
このパッチセットは、これまで失敗が一度も無い。マルニの薄型パッチは失敗しやすく、イージーパッチも空気が抜けやすかったが、チップトップではそういうことが全くない。


それに加え、携帯型マルチツールより取り外したチェーン切りとコネクトピン。
ミッシングリンクは便利で、元々僕のロードには付いていたのだが、最近リンク部分で滑る現象が起きている。
これがどうにも気持ち悪い。だから彼女のチェリーには使っていない。


そして最も大事な装備が、彼女のホイールのスポーク。
彼女はこの1年で、3回スポーク切れを経験している。
1回はフロントだが、残り2回は後輪スプロケの逆側だ。


このホイールは渡辺氏手組みのホイールで、アラヤの650Cの28穴のリム(渡辺氏手持ちの古物、今はアラヤに650Cリムは無い)にデュラエースのハブで組んである。
ツーリング用途と言うことを考慮しクッション性を重視して組んでいただいている。
つまり、緩めに組んであるのだ。
リムもディープリムではなく平面なので、編みの緩さと相俟って非常に柔らかく、体への負担が少ない。
普通の女の子のペダリングならば、このホイールは心地良くトラブルも少ないホイールのはず。


しかし、彼女はとことん踏む。それはもう踏む。
当人は回しているつもりなのだが、彼女のペダリングを見た誰もが「踏んでますねぇ」と言い、渡辺氏も「もう少し回しなさい」とおっしゃる程度に踏む。
踏みっぱなしで160km走るし、踏みっぱなしで風張も上る。



信じられない。


と言うとどんな剛脚か、と思われる知れないが、平地は常に22~23km巡航だし、坂は3%だろうが6%だろうが12%だろうが、常に時速6~8kmだ。


もう訳が分からない。


はじめは回すようアドバイスしたり練習もしたが、それだとすぐに疲れ、ほとんど走れなくなる。
こうなったらもう、低いケイデンスで徹頭徹尾踏んでいただくしかない。
そのペダリングで1日の獲得標高2000m程度は上れるし、最長坂を含め180kmは走れるのだから、それが彼女に合っているのだろう。
セオリーはセオリーだが、それぞれ脚質や個性がある。勝つためではないのだから、そこは合ったやり方が一番だ。


それはそれとして、そういうペダリングだから、スポークのたわみが大きく負荷が早いうちに累積し、切れてしまう。
1年で3度のスポーク切れは、渡辺氏も初めての経験だとおっしゃっていた。


ならば、スポークは切れるもの、と考えておいた方が、無難であろう。
28本でしかも緩めに組んであるので、1本切れたら次々切れる、と言うことは無く、また切れた両脇を締めればある程度対応はできる。
ホイールで乗り心地を調整でき、トラブルも臨機応変に対応できる。これが手組みの良さだ。
だが1本切れたまま走るのはやはり辛いものがあるので、スポークをそれぞれの長さ2本ずつ、そしてニップル回しを携帯した。


あとは、万が一に備えて最低限のエイドセット、ソーイングセットと衣類・バッグ補修用の布パッチ(貼付タイプ)、コンパクトなエッチング鋏(薄い金属も切れるもの)、ビニールテープもセットした。


こうして万全の準備が整った。

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# by kaze_soyogu | 2011-07-05 23:47 | 日本海へ

たまには海でも。

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7月2日、江の島サムエル・コッキング苑より


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7月2日、鎌倉市材木座海岸端の小道より、海を眺める


ブログタイトルの割、山の写真ばかり。たまには海でも。


やっぱ、海は良いね。


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# by kaze_soyogu | 2011-07-04 17:00 | ゆったりのんびりツーリング

エキサイトブログ 自転車関係のリンク追加。

エキサイトブログのリンクに、2点追加した。


  ⇒ TOKYO女子ポタる


自転車好きが高じてロードをフルオーダー、遂にはポタ気分で日本海まで行ってしまった、女性サイクリスト「miko」のブログ。
とは言っても、当人は自転車に乗り始めるまで運動経験ほとんど無し。
自転車にはまってからも、自転車以外の体力トレーニングは全くなし。
それでも2泊3日で日本海まで、ポタペースにポタ気分で行けることを証明して見せた、凄いんだか緩いんだかよく分からない女の子のブログです。

このひと月で女性2人のサイクリスト化に成功、着実に女性サイクリスト仲間を増やしつつあります。


  ⇒ シクロツーリスト製作日記


グラフィック社の季刊誌・『シクロツーリスト 旅と自転車』の編集長、田村浩氏のブログ。
シクロツーリストは、サイクリングコース紹介やマシン紹介には終わらず、美しい写真、読ませる誌面で、自転車旅の醍醐味、旅する自転車の魅力を余すところ無く教えてくれる、自転車旅人必読の雑誌。

ブログでは、田村氏の自転車への深い愛と、先輩方への謙虚な姿勢が随所に窺える。


なお、シクロツーリストVol.3は、なんと見慣れたあの方が表紙です。


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# by kaze_soyogu | 2011-07-04 03:48 | ツーリングイベント&自転車旅

-序章4・バッグは背負うか、自転車に任せるか -

荷物は背負わない。コレが基本だと思う。


バックパックは容量があり、融通が利く。この点は確かに魅力だ。
しかし、肩、首、腰への負担が大きい。
MTBの頃は、よくバックパックも使っていたが、残念なことに僕も彼女も撫で肩。
腰と胸のバンドを締め固定し、、肩に負荷が掛からないようにしても、どうしても無意識に肩が張る。
すると、ロングライドになればなるほど吐き気がするくらい肩が凝ることがあった。
ロードだと、その傾向が更に顕著になり、ほとんど使えない。
また取出しが不便で、下記のようにサイドバッグを使いバックパックは通勤や近距離にしか使わないようになった。


 ⇒ サイドバッグは神である。


しかし、残念ながらロードにはキャリアが付かない。
シートポストに取り付けるキャリアも、シートポストの突き出し量が短いため、使えない。
アタッチメントを使えば、ミノウラの鉄製キャリアが付くが、フロントが軽いロードにリアキャリア・サイドバッグでは、前後の重量バランスの崩れががMTBの時より大きくなる。


MTB+リアキャリア+サイドバッグ時代の経験上、リヤだけが重くなると、上り坂では後ろから引き摺り下ろされる状態になり、増えた重量以上に負担になる。
また、ダンシングで自転車を振ると遠心力の影響で実際の振りと左右の荷重移動がバラバラになる。
このことから、重量バランスがなにより重要な事を学んだ。


そもそも、2泊3日、着替えなどは全て送っている今回は、そこまでの装備はいらない。


このことから、先人たちのランドナーのように、フロントにバッグを置き、サドルバッグで重量バランスを取ることを基本とした。



今回は荷物が少ないので、大きなフロントバッグは必要無い。
なので、モンベル・サイクルフロントバッグを装着。




montbell モンベルサイクルフロントバッグSO/GM

montbell モンベルサイクルフロントバッグSO/GM
価格:3,400円(税込、送料別)




僕はネイビー、彼女はオレンジ。
このバッグは両サイド、真ん中の3室に分かれている。
真ん中は口が小さく、頻繁に取り出すものを入れておくには向かない。
休憩時の補給食や、防寒具などを入れておくのに適している。
少々コツがいるが、押し込めば、なんと半袖ジャージ、インナー、レーパン、薄手のハーフパンツ、指切りグローブ、靴下、手拭2本までなら、ジップロック2袋に分けて入れることができる。
今回真ん中は、途中気になったお店の買い物を入れるため、ほぼ空にしていた。
両サイドは、アミノ酸系粉末サプリ、クエン酸サプリ、薬、予備電池、デジカメ、携帯などを入れておくと便利。これらは全部入り、まだ若干の余裕がある。
特にデジカメは、慣れればトピークのトップチューブバッグよりも出し入れし易い。


またサイクルフロントバッグは、工夫すればサドルバッグとしても使える(もともとはツーリング車用のサドルバッグとして作られたものだとか)。
後のひとり旅の際には、サドルバッグとしても使っている。


それともうひとつ、これは常につけているものだが、ヒップバッグ身に付けて行くことにする。
ヒップバッグは、なんだか分からないが、腰が落ち着く。しかも重さをあまり感じず、負担を感じない。
ヒップバッグは、サイクール ランバーパック 5を常に使用している。






ベンチレーションのために、アルミのフレームが入っているが、あまり効果を感じなかったこととフィット感が低下し揺れること、また容量が減ることにより、フレームを外した。
背面のファスナーを開放すると、外すことができる。


これは1.5リットルのハイドレーションにも対応し、夏場は手持ちのドイターの2.0リットルのハイドレーションを折り、縦にして入れ、使用している。これでも充分使用可能だ。


きっちり締めれば、かなりフィットしてくれる。バックパックよりも負担が少ない。ただ、モンベルのバンドはフロントバッグもそうだが緩みやすいので、時々締め上げてやる。
締め上げは、バンドを引っ張るだけで良いので、乗りながらでもできる。


ここには、ウィンブレ、ネックウォーマー、イヤーウォーマーなど防寒具を入れた。


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# by kaze_soyogu | 2011-06-29 21:22 | 日本海へ

-序章3・できるだけ軽く。送るべきは送り、持つべきは持つ。-

荷物はどうするか。


なるべく軽くしたいから、寝巻きその他は軽井沢と直江津のホテルに送ってしまおう。
1日あたりの距離もそれなりだから、ホテルに着いたらなるべく何もせず寝てしまいたい。
だから洗濯もカットする。
そうすると着替えがいる。ならば着替えのジャージも送ってしまおう。


直江津ではその後走らないから、普段着の着替えでいい。
サプリも当日分のみ。それ以上は送る。
僕らは何かと荷物が多くなりがちだ。なのでなるべく厳選し、彼女の荷物で重くなりそうな物は僕が持った。


5月とは言え、峠は寒い。天気が曇りならば、平地も完全夏ウェアでは若干冷える。
基本夏ウェアにウィンブレ、ウォーマーで走る。
1泊目の軽井沢の朝は、気温7度前後だ。だから防寒具は必要になる。
野尻坂峠など、まだ雪が残っている。
しかも、峠を越えるのが日暮れ時可能性も否定できない。


サイクリング中に寒さに震え辛さばかりが記憶に残るような旅ではお話しにならない。
そこで、ネックウォーマーやイヤーウォーマーは常に携帯することにした。


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# by kaze_soyogu | 2011-06-29 21:15 | 日本海へ

-序章2・ふたりの旅程をずらすこと-

旅立ちの日は、彼女は4月30日。僕は5月1日深夜。


当初ふたりとも軽井沢での1泊だけで行く予定だったのだが、100km以上走って碓氷峠という事もあり、体力に不安のある彼女は、疲労を考慮し熊谷での1泊を増やす事にしたのだ。
平地とは言え、峠越えの日に走行距離が80km減るのは、確かに楽だ。


それまでの経験から、峠越えの苦・楽は、平地、そして峠道に差し掛かるまでのアップダウンが左右する。
平地の距離が伸び、時間が押せば押すほど、焦る。
焦れば平地で踏んでしまうし、手前のアップダウンの疲労が増す。
そして、峠道でヘタる。


峠道全行程を押して上っても、まだ日暮れまで余裕がある程度が理想的だ。
逆に高崎までだと、すぐに登りが始まってしまいアップができない。
これはこれでまた辛い。
それを考えると、熊谷1泊はちょうど良い。


僕は夜通し走り、朝方熊谷で彼女と合流する。
三度の飯よりナイトライドが好きな僕としては都合が良かった。
当日は、家から25km地点にある朝霞水門まで僕が見送る事にした。


ただひとつの心配は、そこから熊谷まで、トラブル無く辿り着けるかだった。


彼女は、ロードのタイヤをリムから外す事はできるが、取り付けができない。
MTBでは何度かタイヤ交換しているので問題ない。
しかし、彼女のロードのリムはフラットで、タイヤのビートを落としこむことができない。
更に、アラヤの650Cリム(現在廃盤)にContinental Grand Prix 650x20C(現在廃盤)や650x23Cを嵌めようとすると、許容周差をプラスに取っているかマイナスに取っているかの関係で、恐ろしくきつい。
友人のチューブレスよりも、嵌めにくい。
僕もコツを掴むまで、ビートをぶった切ってやろうかと思う程度に苦労した。
なので、彼女の腕ではパンク時タイヤを外せても、タイヤレバーを使っても嵌める事が難しい。
しかも、後輪はパンクリスクの高い20Cだ。


  みこの気ままな乗り方で大丈夫だろうか。。。


この点だけは、不安がよぎる。


それはさておき、こうしてふたりの日本海挑戦の旅程が出来上がった。


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# by kaze_soyogu | 2011-06-29 19:06 | 日本海へ

-序章1・日本海への憧れ-

自分の力で、日本海に行きたい。
彼女も僕も、まだMTBしか持たぬころ、そんな夢を思い描いていた。

しかし、いくらタイヤを細くし、ホイールを軽くし、コンポーネントを変更、サドルを厳選し、更にポジションが固定される事による疲労を嫌いバーエンドバーを装着しても、やはりMTBはMTB。
1~2泊で日本海まで行くには、僕らの体力では無理がある。
現にMTBで僕ひとり、青梅街道ルートで山梨方面に向かった時、柳沢峠(1,470m)を越え、甲府までが限界だった。

そこで、僕はビアンキのVIGORELLI ULTEGRAを手に入れ、彼女は2010年のハンドメイドバイシクルフェアで出会った「サンタのおじさん」こと伝説のビルダー、渡辺捷冶氏にオーダー、世界にたった一つのmikoスペシャル(愛称「チェリーちゃん)を手に入れた。
(渡辺捷冶氏は、サイクリング、自転車作りについて、惜しげもなくそのノウハウ、考え方を教えてくださいます。軽さやクイックさを求めるのも良いけれど、自転車そのものだけでなく乗り手の性格や乗り方とのバランスが大切だということを、様々な事象を通して教えてくださいます)
まさに羽の生えたような軽快さ、徹底して踏むクセのある彼女に至っては、サイズ以外に自分のペダリングにまでピタリと合った自転車で、これなら日本海に行ける予感を感じさせるものだった。
その顛末は、下記に詳しく載せているのでそちらを参照されたい。


  ⇒ ロード購入記


ロードを手に入れてからというもの、主に彼女の為に1日180Kmのロングライド、3回に及ぶ風張峠越え、幾度となく房総・奥多摩を走り、アップダウンの続く道のペースの作り方などの練習をした。
いずれも、タイムを計測するような練習ではなく、峠までのペースをどうするか、例え心が折れても、押したって越えられることを体で覚えるための練習だ。
目標は、「ポタ気分、ポタペースで日本海まで行っちゃおう!」。
相当滅茶苦茶な目標だが、ある程度自分のペースが分かり、心の準備ができれば、それだってできるはずだ。


こうして、体力・筋力はそれほど変わらないまでも、機材と経験、心の準備は整った。


当初は漠然と「日本海」と言うだけで、「どの日本海」かは決めていなかった。


  東京から行くなら、新潟だろう。
  新潟のどこ?糸魚川?直江津?
  糸魚川は坂が多いぞ?大月あたりの向かい風もきついし。
  じゃあ、直江津?
 

こうして、あっさりと新潟県の直江津に決定した。

東京から直江津へのルートは、大きく分けて二つ。
草津から渋峠を超えるルートと、松井田から碓氷峠を越えるルート。

2,000mを越える渋峠ルートは魅力ではある。
だが、是非とも峠の釜飯を食べたかったこと、僕の母の故郷である上田を通りたかったこと、何より上り平均斜度3.4%、獲得標高1800m弱と言う敷居の低さが決定打となり、今回は基本の碓氷峠ルートに設定した。

碓氷峠は、国道18号の安中駅を過ぎた辺りから上りが増え始める。
そこから横川までは、直線の上りが多く、また交通量が多いため、無駄に体力よりも気力が減る。
横川を過ぎると、バイパスとの分岐がある。自動車はバイパスに行ってしまうため、交通量は少ない。
坂本宿の直線は少しきついが、カーブの連続する区間になると、傾斜は緩やかになる。
鉄道では、最大66.7パーミルの急傾斜、となっているが、パーミルは千分率。
車道の傾斜ではないが、最大6.6%、平均4%(ルートラボ参照)ならば風張より緩い。
しかもメガネ橋など見所が沢山あるため、飽きずに上れる。
これなら、問題なく抜けられそうな予感がした。


  ⇒ ルートラボ 墨田-直江津


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# by kaze_soyogu | 2011-06-28 14:16 | 日本海へ

そんなに苦労しているのか。

さっきアクセス解析を見て驚愕した。

検索ワードランキングのダントツ1位が、なんと「ペダルレンチ」。

しかも、だ。

「ペダル 外れない」なんてのまである。

そんなにみんな苦労しているのか。

かく言う私も苦労したクチだが。

そんなアナタはこちら。


  ⇒ 最強のペダルレンチ


ついでに、夜間走行時のサイクルコンピュータ用のライトも、皆さんお調べのようだ。


  ⇒ サイコンをライトで照らす-ロード編 サイコンを「夜でも見える」仕様に


ただし、現在はフロントバッグをつけているので、ノグのLED1灯のライトを使っている。

参考になる方はあまりいらっしゃらないかとも思いますが、これについてはまたご紹介しましょう。
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# by kaze_soyogu | 2011-06-20 02:25 | ペダル・ペダルレンチ

自転車旅

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5月、まだ雪の残る野尻坂峠・東京~直江津挑戦最後の峠(miko撮影)



5月はじめから時間ができ、GWはじめの墨田~直江津・日本海挑戦を皮切りに、数度の自転車旅に出かけている。
100~160km程度の日帰りのロングライから、1~5泊の「行き先は気分次第」の旅まで。



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東名高速富士川SAとも繋がる、富士市道の駅 富士川楽座の桜海老かき揚げ丼。

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駿河湾岸、光を全身に浴びて走るa-rou.さんと私(miko撮影)



日帰りは、小田原から箱根旧街道を抜け、富士川まで。
富士川ではこの時期旬の桜海老を味わう。



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国道299号線沿いの脇道。高麗周辺

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埼玉林道 平坂飛付線。何がある訳でもないが、農村のような光景に出会える。



白石峠をはじめとする奥武蔵グリーンラインや、ふらりと迷い込んだ埼玉林道 平坂飛付線、ぶんぶく茶釜で有名な館林の茂林寺。
荒川をひた走り、吉見町でイチゴ狩り。



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上州みなかみ・真田氏名胡桃(なぐるみ)城跡より望むみなかみの光景

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信州 杖突峠下の茅野の眺め

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兵越峠を越え、兵越林道を信州・遠山郷へと下る。



泊を重ねる旅では、東京から上州沼田、その後大道峠、鳥居峠を越え上田へ。
その後小諸、碓氷峠を下り東京へと帰る、休養日を含めた3泊4日の旅。

遠州磐田より152号線、兵越林道と繋ぎ、兵越峠を越遠山郷へ。そこから下条村で一泊。
その後駒ヶ根で光善寺参りをし(二泊目)、高遠、茅野、小淵沢(三泊目四泊目)、更に清里、野辺山を越て小諸浅間山麓へ(五泊目)。
最後に雨の碓氷峠を下り、横川から輪行で帰る。



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自転車旅時の装備



泊を重ねる旅となると、装備も厚くなる。
ユースの利用を前提にしていたので寝巻き(薄手のロンTとハーフパンツ)風呂用手拭とバスタオル代わりの「サラッとドライ フェイスタオルタイプ」(薄いマイクロバータオルで、通常のタオルと同じ長さ。吸水性と速乾性が高く軽量で充分バスタオルとして使える)、髭剃り、歯ブラシは必須だ。
洗濯はできるので、替えの衣類はいらない。
それとサプリや補給食。もちろん工具も。



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夜間の峠道走行も有り得るので、ライトはオーライトT25を3灯、サイコンライト代わりにLED1灯のライトも。
荷物を積むので、タイヤはクッション性と対パンク性能を重視し25Cに。
特に2回目は全行程で獲得標高が8000mを超える。
なるべく重ならないようにしたが、それでも自転車とドリンクを含め12kg~13kgにはなっただろうか。
フロントの重量が増えたため、ハンドルはしゃくり、少し上体を立てた楽な姿勢になるようにポジションを調整する。
なに、峠は行けるところまで行って、ダメなら押せばいい。
誰かと競っているわけじゃない。それくらいの気持ちのじゃなければ、楽しくない。



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信州上田・山並みに流れ込む雲

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上州嬬恋村・霧深く小雨降りしきる鳥居峠(1362m)への上り。写真は約1200m地点。雨雲の中を進む。



普通に考えれば、雨の多いこの時期は自転車旅にもっとも向かない。
事実、5月終盤から泊りがけの旅に出ると、必ず1日は雨に祟られ霧に悩まされた。

特に信州上田、真田町へと向かう鳥居峠の下り凄まじかった。
峠に辿りつく前に日が暮れてしまい、それに加え雨、霧、気温6度という低温、さらには対向車による路面の照り返しに前も見えず、寒さに震え、恐ろしい思いも味わった。



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152号線・遠州佐久間の光景



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上州松井田・霧に霞む碓氷峠の下り



しかし、だからこそ景色もある。
霧に包まれた高原では、希に通り過ぎてゆく車の明かりが、白いもやの中に掻き消されるように消えて行く。それはまるで、他の世界と隔絶され、自分だけが異次元の世界佇んでいるような感覚になる。
峠の光景はあまりに幻想的で、まるで水墨画の世界だ。
思わず立ち止まり、しばしその場に身を置いていたい心持になる。



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清里・眼前を泳ぐ雲。橋の先に見える上りは、緩く見えるが標識によると9%。2段階に分け約1.8km続いている。



清里に向かう道では、雲がまるで湯煙のように目の前、そして眼下を流れて行く。
自分の力で、仙人の世界に来てしまった。
そんな光景が広がっている。


もちろん、雨や霧の走行、増してや峠越えなどお勧めはしない。
まず自転車やバッグはデロデロになる。
僕は泥除けのないロードにバッグを着けていたので、それは凄まじくデロデロになる。

雨具のせいで上りは蒸れるし、下りは寒くブレーキはまるで効かない。
効かないにもかかわらず、ブレーキシューはまるでグラインダーで削っているかのように減り、カスがキャリパーにこんもり溜まる。
もちろんリムも真っ黒。
夜ともなれば、対向車の明かりによる路面の照り返しやサングラスに付いた水滴による光の乱反射で、視界はゼロに等しい。
この時期はまだ体も冷えるにもかかわらず、自販機に温かい飲み物はほとんど無いと来ている。


だが、そんな時に出会う、峠の茶屋の一杯の暖かいお茶や、温かいもてなしには、心の底から感謝の念が湧いてくる。
普段はほとんど考えないが、人に支えられている事を実感できる。


幾つかの日帰りロングライドや日本海挑戦は彼女とふたり、若しくは自転車仲間と一緒だったが、
他は全てひとり旅だ。


ひとり旅だと、とにかく人恋しくなる。
悪条件が続けば、心細くもなる。
誰彼構わず話したくなるし、何より善意がありがたい。


ひとり旅は、自分の中の普段閉じているチャンネルが開く。
彼女はそう言う。
確かにその通りで、自分でも普段閉じているチャンネルが開くのを感じた。
そして、次に自分がどこに向かうのか、少し、分かったような気がする。


次回から、5月~これまでに走った道のりを、少しずつ紹介しようと思っています。




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# by kaze_soyogu | 2011-06-20 00:51 | ツーリングイベント&自転車旅

天竜-遠州自転車めぐり  太平洋岸自転車道 


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太平洋岸自転車道は、右手に海、左手に松林が広がっている。
このように、たまに松林の中を通り、日陰でクールダウンできるようになっている。


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途中、太田川付近で150号に出る。
そしてまた海沿いに戻る途中、しらすの直売所があった。
あまりに良い香りに、宅配でお買い上げ。

ここに炊き立てご飯があれば最高だ!

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遠州灘に注ぐ川は非常に多い。だからサイクルロードにも、こんな立派な橋がいくつもある。


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そして砂も多い。
たまに砂に埋もれてい箇所もある。
だた、定期的に砂を掃っているようで、掃った跡もいくつか見られた。
こうして走れるように手をかけてくれるのが、実にありがたい。

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感動したのがこの標識。完全自転車専用の標識だ。
そしてここは、県道376号線、浜松御前崎自転車道線と言う。
一部国道150号線の歩道部分を通る事もあるが、そこにも県道376号線の標識が立っている。
なんて素敵なんだ、静岡県!東京とは雲泥の差だ。

なお、ここから先はほとんど写真が無い。
菊川を過ぎた辺りで熱中症気味になり、定食屋で1時間の休憩。
それでも写真を撮りながら走る余裕は無く、何とか焼津までたどり着いたもののかなり辛かった。

御前崎辺りなど、海の向こうに富士山と言う素晴らしい眺望なのだが。

この自転車道は、舗装も割れていたり、砂に埋もれていたり海風を浴びながら何十kmも走れるのは、気持ちが良い。

是非サイクリストの皆様に走って欲しい道だ。


ただし、真夏以外にね。


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# by kaze_soyogu | 2011-02-10 20:21 | 天竜-遠州自転車めぐり


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


by FucaNeus

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