風そよぐ、晴れた海

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自転車を綺麗に保つ ポリッシュ&ワックスのお話

自転車をピカピカに保つ。

自転車がピカピカだと、気持ちいいですよね。
ピカピカにするには腐食の原因である汚れを落とし、更にコーティングするので、ピカピカの状態は自転車にも良い状態、長持ちする状態と言えます。
そんなわけで、今回はポリッシュ&ワックスのお話です。

これまでは、FINISH LINE(フィニッシュライン)のSHOWROOMというポリッシュ&ワックスを使用していました。
白い泡状で、軽い汚れなら綺麗に落ち、適度なコーティングと艶を出してくれるものです。


しかし値段は若干高め。なので今回は、若干価格が安いEvers Plus+(エバーズ)のポリッシュ&ワックスを使用してみました


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これが、凄い!
超、いい!!w


フィニッシュラインとは比べ物にならないですよこれ。
ツヤツヤテカテカ、傷を除けば新車並まで持って行ってくれます。
特に塗装の弱いオーダー車には、非常に効果が高いです。
嫁のSWワタナベは塗装が弱く、フィニッシュラインで磨いても艶がイマイチだったのですが、見違えるようにテカテカに。

更に、昨日少々雨の中を走り、帰ってから分かったのですが、撥水性フィニッシュラインより圧倒的に優れています。
濡れ具合に対して水滴跡が異様に少ない。特に、これを塗ったSKSの泥除け。
ホントに濡れたの?と思う程度に、帰ってから何もする必要がありませんでした

但し、ボトルから漏れた麦茶の跡は、普段より少ないながらもそれと分かる程度に残っていました。
これは、飲み口のゴムがヘタっており、ドリンクが少しづつ流れ続けていた為と思われます。

フィニッシュラインと違い、汚れはほぼ全くと言って良いほど落としてはくれません。
汚れまで一緒にコートしてしまう!(笑)
なので、オレンジ洗剤を少々染み込ませたウェスであらかじめ汚れを落としておく必要はあります。
あと、当然ですがフィニッシュラインや他のポリッシュと同様、本所の泥除け等のアルミのポリッシュ面には向きません。
(アルマイト処理されていないアルミのポリッシュ面は、ピカール等の目の細かい研磨剤で磨くのが基本です)
そして、フィニッシュラインよりも少々臭いがきつめです。
室内での使用は、同居人がいる場合気を付けた方が良いでしょう。



その点を鑑みても、艶、撥水性共に不満は無く、値段の割には優れものだと思います。




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by kaze_soyogu | 2014-09-28 21:00 | その他自転車整備、装備 | Comments(0)

ライト3灯点灯の実例。

前回まで、ライト台座の取付についてご紹介しました。

では実際、3灯化すると、1灯、2灯の場合と比べどれだけ違いがあるのか?

先日、実際深夜に奥多摩方面まで走る機会があり、丁度良いのでその違いを撮影して来ました。
場所は、奥多摩湖畔の駐車場、時間はAM3時半過ぎ、真夜中です。

今回はロードではなくツーリング車の、テスタッチ(TESTACH) ディアブロで出掛けたため、ライト取付はフロントフォークのキャリアダボを利用しの位置に配置しています。

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なお、ツーリング車の場合、こういったキャリアダボがフレームに付いていたり、フロントバッグ用キャリアにもライト台座用ダボが付いていたりと、ライトの配置に悩むことは殆どありません。
何故ならば、ツーリング車の場合、「ライトは標準装備である」と考えられいるからです(同じく、ベル・リフレクターも標準装備として考えられています)。
なので、完成車でも深谷産業の「SG603 ランドナー」のように、はじめからダイナモライトが組み込まれている自転車も存在します。

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    深谷産業 「DAVOS SG603 ランドナー」 ダイナモは後輪左側に所謂「左ダイナモ」が組み込まれている




の画像を見てみると、日東キャリアには、ステーにライト用ダボが付いているのが分かります。
このダボはM6対応なので、ライトホルダーもそれに対応していますが、他社のフロントキャリア用にM5ネジのライトホルダーも日東から発売されています。



これらの商品は、フロントバッグやライトによって取付できる・出来ないが決定します。非常に微妙な範囲で変わってきますので、実際にツーリング自転車の専門店(都内であれば、吉祥寺のvelocraft(ベロクラフト)など)に自転車とバッグを持ち込んで相談してみるのが、より確実かと思います。

さて、話を本題に戻します。
1灯、2灯、3灯とそれぞれの場合をを比較してみましょう。

ライトはCATEYE HL-EL540RCを1灯、OLIGHT T25 Regular(MAX190ルーメン)が2灯です。

CATEYE HL-EL540RCx1灯 フルモード
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CATEYE HL-EL540RCをフルモード + OLIGHT T25 Regular 1灯 (モード4 90ルーメン)
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CATEYE HL-EL540RCをフルモード + T25 Regular 2灯 (モード4 90ルーメン x 2灯)
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キャットアイ1灯ですと、見えなくはないが少しばかり力不足だったところが、オーライト(モード4 90ルーメン・電池ライフ5時間)の2灯入ると、より広く、より明るく照らせることが分かります。

実際には、峠の登りではスピードの関係からEL540RC + T25 Regular x 1灯程度で充分かと思います。
しかし、下りではさらにもう1灯あると心強く、また、3灯あれば他の1灯にトラブルがあった際も、まだ2灯残っているという安心もあります。

更に、オーライトの2灯をターボモード(190ルーメン)にしますと、のようになります。
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写真では上手く撮れませんでしたが、実際は路面の明るさはそれほど変わりなく、遠くまで光が飛んでいます。
試しにやってみましたが、まぁここまでの明るさは必要ないでしょう。
何より、電池のライフが短すぎ(オーライトのモード5の電池ライフは1.5h)、交換用電池を何本も持って行かなくてはなりません。

最後に。

これだけの明るさですと、サイクルロードなどでは歩行者・対向車にはほとんど迷惑と言えるほどの明るさとなります。
最低でも、対向の歩行者・自転車などを発見したら、手元の1灯は消すなどの気遣いは必要ですね。

 → 3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その1
 → 3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その2
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by kaze_soyogu | 2014-08-21 22:00 | 自転車ライト関係 | Comments(0)

3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その2

前回に引き続き、ライトホルダー用台座の取付をご紹介します。

 → 3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その1

まず、私のロードバイクのフロントフォークを確認すると、このような形状になっています。

e0066210_18182418.jpg

既存のバンドを流用し台座を取り付けるのですが、この形状ではどんなバンドも不安定にしか取り付けられませんし、無理な力もかかってしまいます。

しかしよく見ると、エンド部分が辛うじて円形に近い形状となっています。

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確実に取り付けるのであれば、エンド位置ということになります。
しかもFフォークエンドはフォークに差込式のため、他の部分よりも丈夫です。

まずは、フォークのバンド取付に適した位置を探す。ここが第一歩です。

次に、使用するパーツです。

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ライトホルダー用台座はKCMCの「ライトアダプター」を、余計な部分を金ノコで切断し、断面をヤスリで整え使用します(非常に柔らかいアルミのため、容易に切断できます)。
これを選んだ理由は、軽量であることです。
バンドの強度がそれほど高くないため、なるべく軽量のパーツを使いたかったことが理由です。
もちろん、他の台座も利用できます。
日東のランプホルダーやクロップスのアタッチメントなど、ネジの差込ができることが条件です。








バンドはキャットアイのテールライト用別売りバンドを使用。





これはサイズが豊富にあるため、流用には便利ですが、こういった使用法の場合は強度に不安が残ります。
あとはM5の6角ネジとワッシャー類。ネジは現物合わせで丁度良い長さのものを使用。

まず、台座パーツにネジを入れます。緩まないよう菊座金(バネワッシャーでも可)、そして面圧を高めるためのワッシャーを入れ、ネジを差し込みます。

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ネジの長さは25mmを入れましたが、基本現物あわせ。現実に、取り付け後長過ぎる事が判明したので、後に5mm短いもの(つまり20mm)に交換しています。
ネジが飛び出ていると、前輪のスポークに接触してしまいます。
ここは現物合わせでピッタリの長さのネジを用意しましょう。

そして、フォークに取り付けます。
廃タイヤチューブをスペーサーとして使用し、バンドが緩まないように調整します。

しかし、やり方が適当過ぎた(失礼w)為か、スペーサーがバンドに食い込み、締めても締めてもキッチリ締まらず、バンドが壊れてゆくだけという状況が発生。

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そこで、もっと強度のあるバンドに交換です。

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日東のキャリア固定用バンドです。15mm径対応と、20mm径対応の2種類があり、今回は15mm径対応を選択。
元々付属しているゴムスペーサーは厚すぎるので外し、サイズを合わせて切り出した廃チューブを数枚(今回は2枚)重ねしています。

そして、出来上がったのが

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スペーサーを使い、ホルダー台座取り付け部の間隔と締め付け強度を調整しています。

ライトのホルダーは現在はバンド止め方式のホルダーも販売されておりますが、私は確実性を重視しミノウラのボトルケージ台座とトピークのポンプ用アタッチメント(TMR-2C)を使用しています。トピークのパーツは、TMR-2Cがオーライトなど細身のライトには最適ですが、一時期流行りましたジェントス閃SG-325にはもう1サイズ大きいものが合います(もちろん、TMR-2Cも使用可能です)。
以前は同型でもう1サイズ径の大きなものもあり、私はジェントス閃を取り付けている他の自転車にはそちらを使用していますが、現在はカタログ落ちのようです。

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しっかりと固定すれば、段差でぐらつきはありつつも、緩みやズレはありません。
注意点としては、カーボンフォークの場合は締め付け過ぎないこと。
そして、場所が場所だけに、走行前に緩みをチェックすること。
また、緩みを防止するため、最低でもナイロンナットを使用するか、ネジ止め剤を利用した方が良いでしょう(今回の場合は、ネジ止め剤が切れていたため、ナイロンナットのみ使用しています)。


フォーク形状によりバンドを自作したりする必要は出てくるとは思います。
バンドを自作する場合は、強度の関係上、ステンレスの1mm厚程度の板が必要です。

この位置にライトが付くと、路面をより長く、明るく照らしてくれます。
また少し左側に向けておきますと、左コーナーイン側も少しは見える。

いずれにせよ、台座さえ付けられれば、大抵のライトが取り付けられるようになります。
広角照射のCATEYE HL-EL540RC(キャットアイ)やDOSUN A250(ドーサン)を2灯にし、ハンドル周りに他のライトを取り付ける、と言う形ですと、より広角に照らすことができ、下りのコーナリングの際は大きな安心を与えてくれることでしょう。


もちろん、他の方法もあるでしょう。私は少々ややこしいですが、こんな方法で3灯化を実現しています。

 → 3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その1
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by kaze_soyogu | 2014-08-21 21:00 | 自転車ライト関係 | Comments(0)

天竜-遠州自転車めぐり  太平洋岸自転車道 中田島砂丘~掛塚周辺

かなり間が開いてしまったが、昨年8月の遠州ライドの続きです。


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天竜プチ山岳コースの後、祖父に会い浜松のホテルで一泊。
翌日、中田島砂丘へ行き、そこから太平洋岸自転車道へ出る。
ここから御前崎を回り、焼津まで約100kmを走る。

この日も猛暑。午前中だというのに、もう噴出す汗が止まらない。


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砂丘沿いの一般道を適当に走っていると、突然サイクルロードが現れる。
どうもこれが太平洋岸自転車道らしい。

しばらく走るとまた途切れ、150号を巡航。
掛塚橋を渡ると、また祖父の家の前から自転車道が始まる。


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この道は幼い頃、祖母に手を引かれ、海まで歩いた道そのものだ。
しばらく行くと道は砂に埋もれ、途切れてしまっていた。
そして、この先の風車は、その頃は無かった。
ただ広い広い、どこまでも続く海岸線が延びているだけだった。


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写真では分かりにくいが、遠州灘は房総の海より蒼く、広い。


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by kaze_soyogu | 2011-02-10 20:04 | 天竜-遠州自転車めぐり | Comments(2)

天竜-遠州自転車めぐり  掛塚



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天竜川沿いをひた走る。
画像は、トンネルの側道。
車では毎月通る道だが、この側道は歩行者・自転車用で通った事がない。


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天竜二俣に差し掛かると、段々と景色が広くなってゆく。
この辺りは扇状地で、平地と山の境がはっきりとしている。
途端に暑さが増し、木陰も少なく、辛いライドになる。

このあと、二俣の双竜橋で左折のところ右折してしまい、
浜北に出てしまうが、浜北大橋でルート復帰。


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国道1号とクロスする辺りまで、天竜川沿いの県道343号線で南下してゆく。
この道は天竜川の堤防の上に通る道で、片道1車線のうえ路側帯もガードレールも無い。
路面は轍状になっており、左端より少し真ん中に出なければ走れない。
一言で、自転車には怖い道だ。

だが、ぐる浜の時も感じたが、遠州のドライバーは非常に紳士的だ。
大きく避けてくれるし、場合によっては待ってくれる。
交通が混んでくると辛くなるが、国道1号の手前までは
道路の狭さとは裏腹、走りやすく心地良かった。


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このあと、県道262号、259号を経由し、掛塚に到着。
祖父に挨拶する。
90歳を超え、未だに会社経営を続ける鉄人の祖父だが、
僕らの顔を見ると手放しで喜んでくれた。

 「次は、いつ来るんだ?」

次は山仕事で来月(9月)末に、と言う間もなく、

 「9月になったらまた来りゃあいいに」

気持ちを素直に表すのが苦手な祖父だが、それでも今回のの訪問をどれだけ
楽しみにしていたかが分かる。

祖父と僅かばかりの再会をしたあと、彼女と行きつけのイタリアンレストラン、オルトラーナで夕食をとる。

ここのあさりのスパゲッティは絶品で、小ぶりの蛤くらいはあろうかという
アサリが大量に使われている。
かぼちゃの冷たいスープも、火照った体に染み渡る。

野菜も家庭菜園の野菜を使っており、風味豊かで
歯応えがいい。
浜松に寄った際は、是非足を伸ばしてみてはいかがだろうか。

腹が満たされ満足した僕らは、今回の宿「ホテルクラウンパレス浜松」へ。
部屋に入り、風呂や洗い物を済ますと、いつの間にやら深い眠りについていた。



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天竜-遠州自転車めぐり 記事一覧
 ⇒ 1.はじまり
    2.木造駅舎の掛川駅
    3.天竜浜名湖鉄道に手をふる
    4.ローカル線に別れを告げて
    5.一体となる森と道路
    6.て、ていきゅうび!?
    7.気田川(けたがわ)
    8.天竜相津花桃の里(てんりゅうそうづはなもものさと)
    9.掛塚

ルートはこちら!(ルートラボ)
 ⇒ 8月27日 掛川-春野-天竜二俣-掛塚-浜松
 ⇒ 8月28日 浜松-中田島砂丘-太平洋岸自転車道-御前崎-焼津

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by kaze_soyogu | 2010-09-15 00:07 | 天竜-遠州自転車めぐり | Comments(0)

天竜-遠州自転車めぐり  ローカル線に別れを告げて

再び県道40号線に出ると、次第に広い畑が消え、森が深くなってゆく。

天竜浜名湖線の線路をまたぐ。


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ミニチュアのようなトンネル。
高架橋には沢山の栗。
これで狸でも出てきたら、最高に絵になるのに。


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架け替え途中の森川橋を渡り、県道53号線、「信州街道」に出る。
ここから春野まで、太田川、三倉川沿いに、川のせせらぎをBGMに走る


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天竜-遠州自転車めぐり 記事一覧
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by kaze_soyogu | 2010-09-06 23:08 | 天竜-遠州自転車めぐり | Comments(0)

ポタリング in 阿武隈!


1泊2日で行ってきました。秋口の阿武隈ポタリング。

まずは輪行で東北線(もちろん鈍行)に乗り、宇都宮、黒磯を経由し、福島県入り口の無人駅、「白坂駅」へ。
そこから阿武隈川沿いの一般道を寄り道しながらのんびり走り、須賀川から国道4号へ出て郡山へ。
夜はお気に入りの「パーラーひまわり」でたらふく食べ、チサンホテル郡山に一泊。

翌日は、東山霊園まで行き、友人の墓参りへ。
東山霊園は、山を削って作られた霊園。広大な土地を縫うように通る道は、平坦な箇所がひとつもありません。
壁のような上りが津波のように訪れ、坂の途中に止まったある軽トラなど、坂道発進が上手くできずズルズル落ちてくる有様です。
この2日間で最も辛かったのは、この霊園内でした。

彼の墓の前には、全国に散らばる彼の仲間が訪れた証、色とりどりの花が添えられていました。
人の縁をつなぐために生まれてきたような彼の人生が、そのまま現れているような光景でした。

そこから阿武隈川まで引き返し、阿武隈自転車道をひた走り、乙字ケ滝(おつじがたき)へ。
そして鏡石駅まで走り、輪行で帰路につきました。

ひとことで、最高でした。
自転車道の一部は、すれ違いも難しい程度の細い農道で、実り豊かな田んぼの真ん中を走ります。
まるで金色の絨毯の上を走っているような道です。

川沿いの道に戻ると、右手には鬱蒼と茂る森と、エメラルドグリーンの阿武隈川。
左手には、金色の絨毯。
広々とどこまでも続く青空。遠くには、青い山々。

奥多摩も素晴らしい景色でした。
しかし、阿武隈は奥多摩も飽きてしまうのではないか、と思うほど、素晴らしいところでした。

この2日間、多くの触れ合いが待っていました。
4号沿いでは、宇都宮から走ってきて、福島市を目指しているという、ツーリング車の男の子にも元気をいただきました。
乗る電車、ほぼすべてにの輪行の人々が。
国道には数多くのツーリングのライダー。
駅やホテル前の組み立て・ばらしの作業中には、ほとんどすべての場所で様々な方に声をかけられる。
多くの人に元気をいただいた2日間でした。

その後東京に戻り、多摩サイを走っていると、武蔵五日市から帰ってくるコミューターさんとコミューターさんの奥様に遭遇!
阿武隈の疲れが抜けず、へばっていた体に元気がみなぎって来ます。
人に最も力を与えるものは、ヴァームでもなく(アミノ酸補給は欠かせませんが)、バナナでもなく(カリウムも欠かせませんが)、人との出会いなんだと実感します。

阿武隈も、コミュータさんとのバッタリも、今更かもしれませんが、自転車って、こんなに素敵なものなんだと実感した連休でした。

人と人とを繋ぐもの。自転車には、そんな不思議な力が、確かに存在します。

阿武隈の写真は、いま手元に画像が無いので、後ほどUP予定です。
とりあえず今回は、ルートを載せるだけに留めます。
なお実際の走行距離は、若干寄り道もあるため、それぞれ3km程度多く走っています。

 1日目 : 白坂-郡山駅前-善法池 ひまわり-八山田-郡山駅前

 2日目 : 郡山駅前-東山霊園-阿武隈自転車道-鏡石駅前



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by kaze_soyogu | 2009-09-25 01:00 | ツーリングイベント&自転車旅 | Comments(0)

奥多摩ツーリング‐‐雨の間隙を縫いつつ走る2日間 その3



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奥多摩湖に到着!
奥多摩湖は、小河内(おごうち)ダムと言い、湖の底には旧小河内村が眠っています。


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「奥多摩 水と緑のふれあい館」は、村の歴史やダムの建設の様子、水の行方の展示があり、最上階にはレストランとお土産屋さんがあります。
ここでアイスと干し蜆を購入。
外の景色を眺めながら、冷たいアイスを頬張ります。


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響き渡る蝉の鳴き声。涼やかな風の音。
ただただぼーっと、この景色を眺めていました。

吉祥寺に帰りたくないっ!


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ボーっとしていても仕方ないので、湖の景色を左手に先に進みます。



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赤いアーチが特徴的な峰谷橋を渡ると、浮橋が姿を現します。
この橋は「ドラム缶橋」と言い、昔本当にドラム缶を利用していたそうです(ドラム缶状の樹脂と金属の橋)。
どうしても渡ってみたくなり、急な階段を降り、少しばかり橋を歩きます。


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水面の音、涼しい風、溢れんばかりの緑の光景。
ああ、帰りたくないっ!!


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この橋、継ぎ目でガタンガタン揺れるため、結構怖いです。しかも金属の板の上を歩くのでたまにクリートが滑り、揺れるたびに足が止まります。
えらいビビリだな、自分^^;


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充分ドラム缶橋を堪能(したことに)して、またもと来た階段を登って一休み。
階段は上り坂より疲れます。
この先の奥多摩周遊道路を走り、山の上から奥多摩湖を眺めようか、それとももう少し先まで行って、山梨県に入ろうかとも思いましたが、既に13時をまわっていたことから、引き返して奥多摩駅周辺で昼食にすることにします。
翌日は仕事なので、この強い日差しが照りつける中、勢いに任せた無理はできません。


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鶴の湯温泉源泉の脇を通り、奥多摩湖に別れを告げ、奥多摩駅まで一気に下ります。

さて。

ここでまた、行きに通った中山トンネルを通るわけですが。

このトンネル、帰りは将にホラーです。生きた心地がしません。

大麦代トンネルを抜け、急な下りのS字コーナーをそのままの勢いでコーナリングすると、突然中山トンネルが現れます。
トンネル内は、沁み出した水でびしょ濡れなうえ、減速用の激しい凹凸が!
しかも下り勾配なので、スピードは加速度的に上がり続けます。
前方一点だけに集中し、ハンドルをしっかり握りサドルを股で挟み込み、暴れる自転車を押さえつけながら、ジワーッとブレーキを握ります。
しかし、路面が濡れている為スピードは50km/hに到達する勢い、自転車の揺れはますます激しくなります。
そして。
トンネルの出口の直後に見えるのは、90度の直角コーナー!!
加速がついたまま、減速の間もなく壁に突っ込んでいくこの恐怖!

このトンネルに比べれば、ジェットコースターなんて子供のお遊びですよ。
もう、殺す気かと。

路面が濡れていなければ、そこまで怖くもなかったかもしれませんが、自転車には厳しすぎるトンネルです。
行きに自転車乗りの方と何度かすれ違いましたが、こんな道、よく平気で通下れますわ。

そんな中山トンネルを抜け、下り続けると、あっという間に奥多摩の家並みが現れます。
行きはトイレ休憩を含め50時間近く掛かった道が、帰りは15分と経たずに終了。
下りは最高です♪


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デイリーヤマザキ近くにあるコーヒーとカレー、オムライスが名物の農家ヘムロックで、その評判のカレーをいただきます。
僕は辛い物が苦手で、カレーもあまり辛い物は得意じゃありません。
ここのカレーは、その苦手な辛い系のカレーですが、それでもぺろりと平らげてしまいます。


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ヘムロックを出ると、雨粒がぽつりぽつりと落ち始めています。
名残惜しいですが、この辺りで引き返すことにします。


途中2回の休憩を挟み、青梅駅に到着。雨がひどくなり、時間的にもこれ以上の自走は限界と判断。
東京までの直通輪行電車で吉祥寺へ帰る事にします。


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雨に振り回された2日間。鳩ノ巣や川井の釜飯にもありつけず、目標の1/3程度の距離しか走ることができませんでしたが、それでも奥多摩の自然を堪能できた2日間でした。
奥多摩には、まだ行きたい所がたくさんあります。
また10月には、僕一人ではありますが、その先の柳沢峠を越え、石和温泉まで行くことも計画しています(甲州街道ルートになるかもしれませんが)。

これからしばらくは、奥多摩マイブームが続きそうです。


2日間合計の記録
走行距離:52.15km
走行時間:3時間01分05秒
平均速度:17.2km/h
最高速度:50.9km/h
(停止時間を除く)


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by kaze_soyogu | 2009-09-02 01:15 | ツーリングイベント&自転車旅 | Comments(0)

奥多摩ツーリング‐‐雨の間隙を縫いつつ走る2日間 その2


翌朝・・・。

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晴れました^^


朝6:00ころ目覚めると、きれいに晴れ渡っています。

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朝湯、朝食を済ませチェックアウト。8:45スタートです!
まずは、4.5km先の奥多摩駅を目指します。


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鳩ノ巣駅前を過ぎると、すぐにトンネルが待っています。
目的に奥多摩湖までは幾つかのトンネルを通りますが、奥多摩駅までは道幅も広く照明も明るいので、それほど怖くはありません。


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手前に新氷川トンネルという長いトンネルがありますが、迂回道を通ります。


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緩く緩く上り続けると、奥多摩駅周辺に到着。


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東京最西端のコンビニ、ヤマザキデイリーに到着です。この次のコンビニは約50km先、山梨県に
入り柳沢峠を越えた更に先まで行かなければありません。
もっともコンビニ以外の補給スポットはありますので、全く何の補給もできない、と言うわけではありませんが。


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補給を終え、リスタート。ここから奥多摩湖までは約7km。上りが続きます。


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ここからは、トンネルの連続。200~300m前後のトンネルが、次から次へと姿を現します。尾灯2つを点滅させ、バックパックのリフレクタの位置を調整し、突入します。
この辺りのトンネルは、道幅が狭く路側帯もほとんど無し、照明も薄暗く上トラックもやって来ます。
しかも前日の雨で、トンネル内に地下水が染み出し、路面はかなり濡れています。端の方は土砂とが浮き水がたまり、あまり左端に寄れません。迷惑を承知で水溜りの無い真ん中より少し左寄りを走ります。


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トンネルの壁面が、デコボコしています。吹き付けで固めてあるだけの壁面です。
コンクリでしっかり作られている部分は蒸し暑く、ひとつも快適さはないのですが、この吹き付け部分に入った途端、ひんやりとした心地よい冷気に包まれます。


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トンネルを抜けると、こんな景色。


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桃ヶ沢トンネル。トンネルはあと二つ。もう一息!


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・・・と思ったところに現れた、中山トンネル。
トンネル内はこれまでで一番の上り勾配、しかも今まで以上に暗く路面が濡れています。ここで一息つき、覚悟を決めて突破します。
僕は15km/h程度、彼女は10km/h程度、トンネル内に響くトラックの轟音に怯えながら、何とかかんとか突破!
なお、帰り道このトンネルで、自転車人生最大の恐怖を味わう事になるのです。


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中山トンネルを抜けると、奥多摩湖(小河内ダム)の堰が姿を現します。


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最後の大麦代トンネルを抜け、駐車場でトイレタイム。自転車の後ろに写っているのは、ダムに溜まった流木。これらは無料で持ち帰ることができます。
トイレを済ますと作業服の方々がやってきて、トラックから流木を降ろしていました。
作業員のひとりが、「もっとアーティスティックに並べにゃいかん」と。
それなりにこだわりがあるようです。


その3につづく


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by kaze_soyogu | 2009-09-02 01:03 | ツーリングイベント&自転車旅 | Comments(0)

地下足袋はいて山歩き-北遠・水窪町で山仕事 3

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山を下り、一休みしてから山の人たちと別れます。

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水窪を後にし、佐久間のお土産屋さんに到着。
向こうに、県道を歩くお婆さんが見えます。
どこまで歩くんだろう?

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佐久間のお土産屋さん、「よれいね茶のこ」。飯田線「城西駅」の駅からすぐのところにあります。
ここも山の人が経営しているお土産屋さんです。
この日は定休日(月の半分は休みですが^^;)なので、一緒に歩いた清水さんに呼んできてもらいます。

ここの店主は、父の大好物の梅干を扱っています。
ここの梅干は、シソに漬けた状態のものではなく、その後干して潮を吹いている文字通りの梅干。
これをお茶漬けにすると、深い風味がじわりと染み出し、絶妙な味わいが楽しめるのです。

しかし、車を降りた店主の方が持ってきたのは、普通の梅干です。。


父 :これじゃないんだよぉ~~><; もっとカラカラに干乾びた、塩吹いたようなやつ、ない?
店主:あるよ。店ん中にゃ 3年ものが7箱くらい。
父 :それそれ!全部頂戴!
店主:ウチにはもっとすごいのあるで。店にゃ出せゃせんが。
父 :どんなの??
店主:  15年もの。

じゅ、じゅうごねん!!

絶句の果てに目つきが変わる、僕と父。

15年物を必ず送ってもらう約束を即行でする父。
3年物の梅干を買い占められた僕は、彼女のお土産に「柚ジャム」を購入し、皆さんとお別れします。


そして帰り道、この県道をロードバイクで走っているサイクリストに出会いました。
浜松市街から50Km弱。
さぞ心地よいツーリングだったことでしょう。
僕もいずれ、この道を走りたい。林道をMTBで駆け抜けたい。
今回は車だったけれど、僕も時間が許せば、彼のように自転車で山まで走り、地下足袋履いて山に入り、そして輪行で飯田線に乗りたい。
帰り道、ずっとそんな事を考えていました。

そんなにテクニックも体力もないけれど、山と自転車と鉄道が心底すきなんだなぁと改めて実感し、恐らくこの先もこの三つとずっと付き合っていくんだろうなと思った2日間でした。

次回は9月。
今度はもっと険しく、マムシがうじゃらか這っている山に入ります。
無事に帰ってこられるよう、今から山の神様にお願いをしなければ。


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秘境駅の宝庫、飯田線。
天竜川流域の険しい山間を走る。

2009年6月13日 OLYMPUS μ830



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by kaze_soyogu | 2009-06-19 01:08 | 浜松・水窪山仕事 | Comments(4)


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


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