風そよぐ、晴れた海

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3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その1

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ナイトライド。

夏になると、暑い日中を避け夜走る、という方も少なからずいらっしゃいます。
長期休暇を利用した長期ツーリングやロングライド人口も増えています。
またブルベもここ数年盛り上がっており、これらの状況から、街灯の無い僻地、峠道、河川敷のサイクルロードの深夜走行の機会も増加します。

そうなると、最も懸念材料となるのが深夜ライドの生命線、「ライト」。
専用リチウムバッテリーライトでは明るいライトは沢山ありますが、やはり単三電池が使用できるライトは、コンビニでバッテリーが手に入り、充電池も量販店で簡単に手に入るというアドバンテージがあります。
が、しかし。


これまでは単三電池使用(または単4を3本)の自転車用ライトは暗かった。


こういったユーザーの要望を受け、近頃は4000カンデラ(Hiモードは体感で200ルーメン強と思われる)を誇る、CATEYE HL-EL540RC(キャットアイ)、最大240ルーメンのDOSUN A250(ドーサン)、最大200ルーメンのGENTOS AX-002MG(ジェントス)、なんとMAX475ルーメンのLEZYNE POWER DRIVE XL(レザイン)など、明るい自転車用ライトも増え、明るいライトは高輝度マグライトしか選択肢がなかった一時期よりは、かなり状況も改善されてきました。





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価格:7,180円(税込、送料別)







これらの自転車用高輝度ライトの性能比較は、さまざまなブログやECサイトで特集されています。
特に、ひびき出版発刊のCYCLO TORIST(シクロツーリスト)誌 vol.6に、編集長田村氏による渾身の検証記事が掲載されています。


 → シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記 「ライトのテスト」

これらのライトは、自転車用に特化しているため、凡そ車道1車線分とかなり広角に照らしてくれます。
私はキャットアイ HL-EL540RCを使用していますが、夜の荒川であればHiモードで十分です。


しかし、真夜中の郊外、田舎道や峠ともなるとこれ1灯ではとてもじゃないが力不足。郊外なら2灯、峠なら3灯は必要。
同じサイクルロードでも、多摩川の昭島以西は非常に暗く、ヘアピンカーブも多いため、3灯欲しくなります。
2~3灯にする場合、光軸や光の飛びの違いから、ライトの種類を変え、取り付け位置を変えたいというユーザーもいらっしゃるでしょう。
また、ライトは電気製品なので、振動によるトラブルも多い。
その為の保険として、3灯目を用意するという側面もあります。


私の場合、キャットアイ HL-EL540RCをメインとし、サブで増やす場合はマグライト、OLIGHT(オーライト) T25の光量5段階調節モデル(生産中止、現在は後継モデルが発売されています)を使用しています。
マグライトは、高輝度自転車ライトも高輝度マグライトも、それぞれ光の飛び、照射範囲に癖があります。

ここは、それぞれ好みもあり、また微妙な違いにより多数の商品があるため、トライアンドエラーしかないというのが実情です。
明るさはもちろん、電池のライフと調節段数も合わせて考えなければなりません。
私のOLIGHT T25は、フルモード(190ルーメン)で電池ライフが1.5時間ですが、4段目(90ルーメン)だと5時間になります。
なので、複数セットで使えば、1灯で何度も電池を交換するよりも経済的なのです。

お互いを補完し合う意味でも、様々なマグライトを自転車ライトとセットで試してみると、納得のいく組み合わせが見つかると思います。











本題に戻りますと。
2灯なら、ハンドル周りプラス、ハブ軸にクルップスのBX1ランプホルダーや日東ランプホルダー、KCNCのランプアダプターを使用し、取り付けることも可能でしょう。








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私はハブ軸には日東ランプホルダーを使用し、
フロントバッグを使用する場合は、ハンドル周りのライトは取付を逆にし、上から照らします。
ライトは照射角の関係上、あまり上には取り付けたくないのですが、Fバッグ(ロードバイクの場合はハンドルバーバッグし使用する場合が多いかと思います)を付けた場合は致し方ありません。


しかし3灯の場合、あと1灯をどこに付けるか。フロントバッグ、ハンドルバーバッグを使用した際は、特に困ります。
ハンドル上に2灯付けても、照射角の関係上路面をスポットで照すようになってしまいます。
ある程度低い位置、できればFフォークの真ん中あたりにに取り付け、路面を長く遠くまで照らしたい。
何より、上からライトが2灯も飛び出していると、カッコ悪いw


Fフォークにホルダーを取り付けるのであれば、MINOURA(ミノウラ)のフロントフォーク用ランプホルダー、BASSOがありますが、現在カタログ落ちの上に、このホルダーは真円・楕円フォークにしか対応していません。
私のロードバイク、Bianchi VIGORELLI場合は、フロントフォークが楕円・真円ではありません。
なので、3灯の場合はこのようにいくつかのパーツを使用、Fフォークの車輪ハブ軸近くクイックレバー側に取り付けています。


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100%理想の位置ではありませんが、それでも上に付けるよりは余程マシ、キャットアイと共に強力に遠方と路面を照らしてくれます。

実際この装備で真夜中に街灯もない峠道を走りましたが、光量も照射角も全く不安はありませんでした。


次回は、このホルダーの取り付け方をご紹介しましょう。

 → 3灯化実現例。Fフォーク理想の位置に2灯配置するには? その2

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by kaze_soyogu | 2014-08-17 15:52 | 自転車ライト関係

ボトルのキャップが、落ちたw

先日、自宅-奥多摩湖を往復した時のこと。

多摩サイで一休み、さて水浴びでクーリング、ついでにドリンクでもとボトルを抜こうとした嫁であったが・・・

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ボトルのキャップが、無い!!ww

キャップが緩んでどこかで落ちた模様。
こんなこともあるんだねぇ。
ハイドレーションを持っているので、一大事にはならなかったが、それが無かったらと思うとゾッとする。

同じ期間使っている私のポーラーボトルは、こういったトラブルは無いので、今回はしっかり締めていなかった可能性が高い。

それにしても、ドリンク系のトラブルは何故か嫁の方が多いのである。



ちなみにこのボトル、まぁ自転車ブログを見る方には説明不要だろうが、事前にドリンクを凍らせておくことができる。
普通のドリンクボトルよりも保冷力があり、2/3程度凍らせておけば真夏でも1~1.5時間程度は冷たい状態が保てる。

路面店にはたまに、このボトルのキャップを置いている店舗もある(Y's ROADなど)ため、キャップが緩い、割れた、無くしたなどのトラブルにも対応することができる。

この類のボトルは、CAMELBAK(キャメルバック)などでも発売されており、こちらは温かい飲み物の保温も可能だとか。

なお、僕らは夏場はボトルに麦茶を入れている。
市販の麦茶パックを入れ、氷や水を注ぎ足ししても薄まらないようにしているのだが、丸々1袋だと初めが濃すぎる。
なので、100均のお茶パックに半分ずつ分け、お茶パックを2重にして入れておく。
そうすると、ちょうど良い濃さで飲むことができる。
(凍らせる場合は、まず水を入れ凍らせておき、麦茶パックは出発前に入れるとよい。麦茶パックごと凍らせると、シャーベット状になった時に振ると麦茶パックが破れてしまうことがある。)


麦茶は当然、ミネラル麦茶で決まりですw。







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by kaze_soyogu | 2014-08-11 22:27 | ツーリングイベント&自転車旅

真夏のライド。いつも冷たいドリンクが飲むために その2

前回紹介したハイドレーションについて。

 ※前回記事 → 真夏のライド。いつも冷たいドリンクが飲むために その1

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我が家では嫁と私で異なるメーカーのものを使っています。


左が私の使っている「deuter(ドイター)のストリーマー 2.0L」、右が嫁の使っている「CAMELBAK(キャメルバック)ハイドレーション 1.5L」です。


モンベルのヒップバッグは、右のキャメルバックのハイドレーション1.5L対応なので、ヒップバッグ側のハイドレーション対応ポケットに無理なく収まります。


ドイターは対応ではない分、ポケットにスムーズに収まらないなどの小さな不都合はありますが、バッグ自体には特別な工夫を施すことなく収まりますので、問題なく使用できます。
ただし、ハイドレーションは、バッグ内で横向きに収めると水の出が悪くなります。なので、容量の2/3程度を限界点とし、バッグ内に縦に収めるようにしなければなりません。


余談ですが私がドイターのしかも2.0L(1.5L仕様も存在する)な理由は、購入時たまたま特価だったから^^;
当時2つ購入し、嫁も初めはドイターを使っていましたが、後に述べる経年劣化によりキャメルバックに交換しました。


では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
全て、左が「ドイター ストリーマー」、右が「キャメルバック ハイドレーション」です。


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ドイターの空け口はスライド式留め具。これは少々コツが要ります。
本体側のガイドが折れ曲がったり壊れたことはありませんが、強引にスライドさせるとその不安は拭えません。
また、洗浄後から次の使用までに、留め具を無くしてしまうことがあります。
これは、スライド式を採用している他のハイドレーションもにも共通している懸念材料です。
もちろん、留め具とパックは分離しないよう、ひもなどで結んでおくとその危惧は消えます。


対し、キャメルバックは大型のキャップ式。
1/4回転させるだけで開け閉めが可能です。しかも、外したキャップは本体側と連結されており、紛失の心配もありません。
口の大きさもキャメルバックの方が大きく、しかも斜め上向きのため、水や氷を投入し易く出来ています。


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本体とチューブの接続部です。
チューブを洗浄する際外す必要があるため、この部分の着脱のし易さと確実性は大事です。

ドイターは特別な機構はありません。チューブを本体の受けに差し込むだけの単純な構造機構です。
キャメルバックは、チューブの末端にプラ製の接続パーツが付いており、本体受けの黄色のボタンを押すとチューブが外れ、差し込むときは「カチッ」とはまります。
抜き差しのし易さは圧倒的にキャメルバック。

但し、ホースの洗浄のし易さは、どちらもそれほど変わらないかと思います。
ホース洗浄には、下のような専用ブラシが便利です。



尚、先に述べた経年劣化は、この部分で発生しました。
本体側の接続口のどこかがはがれ、水漏れが発生したのです。
もちろん、ビニール製品を5年近く使用したらこのようなことは何時起きてもおかしくない。
僕の方はまだ使えますし、ドイターだから、キャメルバックだから、というトラブルではないと思います。


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飲み口の形状です。
両方とも、この飲み口を噛むと水が出ます。


ドイターはまるで赤ん坊のおしゃぶりのような形状。これを咥えていると、いつも嫁が笑いますw
先端を反時計回りに180度回すと水を吸い出せ、逆回転させると供給は止まります。
キャメルバックは、黄色のレバーを回すことで、ON・OFFが可能です。


この辺りのON・OFF機構は、どちらが特別良い、ということはありません。


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飲み口は、キャメルバックの方が柔らかく開きも大きいため、圧倒的に吸い出しやすいと言えます。
ドイターはゴムが堅く、単に吸い出す状態になりますが、キャメルバックは口が柔らかく、しっかり機能します。
しかも、放出量がドイターよりも多く、腕・足のクーリング時は非常に便利です。


どうもキャメルバックの提灯記事のようになってしまいましたが、最後に二つ。
最も大事な耐久性と価格について。


ドイターは、嫁の方は5年弱の使用で水漏れが起きました。しかし、僕の方はまだ使用できます。
嫁は日本縦断旅でも携帯し、かなりハードに使用したので、寿命が来るのも早かったのかもしれません。
キャメルバックの耐久性は、まだ使い始めて数週間なのでわかりません。
本体はキャメルバッグの方が柔らかく、その分耐久性に少々不安が残ります。
ドイターの本体はかなり厚みがあり固め、尖った氷でも全く不安はありません。


価格は、同じ容量であればドイターの方が若干安い。
はじめからドイターを使用していれば上に挙げたような不都合は感じません。
また、僕らは使用していませんが、ドイターからは下のような専用保温カバーも発売されています。



3.0L用なので、バックパック派には使えるでしょう。
(3.0Lを背負うのか、というツッコミは置いといてw)


※前回記事 → 真夏のライド。いつも冷たいドリンクが飲むために その1


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by kaze_soyogu | 2014-08-08 21:19 | 自転車バッグ・ドリンク・旅装備

真夏のライド。いつも冷たいドリンクが飲むために その1

真夏のロングライド、ロングツーリングで辛いことの一つに、


ドリンクがお湯状態になってしまう!


ということが挙げられるでしょう。


最近では、冷たいドリンクが飲みたい!との要望に応えた自転車のボトルケージ対応サーモボトルが発売されています。




この2点、「ユニコ B.free ステンレス サーモボトル」や、「ELITE(エリート)のDEBOYO(デボヨ)サーモボトル」がその代表格でしょうか。
両方とも、外気温20度で12~18時間の保冷性能を有しています。
真夏の30度を超える日には、6~8時間程度かとは思いますが(あくまで個人的な推測ですが)、これは魅力ですね。


ユニコ製は跳ね上げキャップで乗りながら飲む、というスタイルには不向きと言えます。
エリート製は飲み口もサイクル用で、蓋を工夫することによって乗車しながらスムーズに飲めるようです。
<b>この類のサーモボトルは、真夏だけでなく、真冬の「温かい飲み物が欲しい!」という状況にも対応できる</b>のも魅力です。


しかし欠点も。


それは、500mlと容量が少ないこと。
真冬に温かいの飲料という要求ならば、この容量でも問題ないでしょう。しかし、真夏はちときつい。
そして、通常のボトルよりも重いため、疲労が深くなった時走行中の抜き差しが少々辛いこと。
疲労が増すとボトルの抜き差しが上手くいかなかったり、億劫になったりします。


そこで僕らが使っているのが、これ。

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そう。ハイドレーションです。かれこれ5年近く使用しています。
左が私の使っている「deuter(ドイター)のストリーマー 2.0L」、右が嫁の使っている「CAMELBAK(キャメルバッグ)ハイドレーション 1.5L」。
これを、モンベルのハイドレーション対応のヒップバッグ、「サイクール ランバーパック 5」に入れて使っています。




余談ですがこのヒップバッグは、腰部を風が通り抜けるよう隙間を確保するため、腰に当たる部分はこのようにメッシュ生地にっています。


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バッグ側にはRのついたアルミフレームが入っており、メッシュ地とバッグの間に隙間を作り、風が通るようになっています。
しかしこれがかなり邪魔。
更に、バッグは浮いた状態になるので安定せず結構揺れる。しかも、このRのせいでほとんどものが入らなくなってしまっています。
そこで、アルミフレームを外し(謎のジッパーが裏にあり、それを開くと外れます)バッグと腰を密着させ、安定する形で使用しています。
密着していても中のハイドレーションにより腰回りがヒンヤリとするため、不快感はありません。


ハイドレーションは、水を少々に氷をたっぷりといった割合で入れておけば、真夏の炎天下のライドでも4時間は氷が保ち、5時間は冷たい水が飲めます。
ボトルと比較したメリットは


・姿勢を変えることなく適度な時間間隔で少しずつ飲める。
・ヒップバッグと併用すれば、腰回りを適度に冷やしてくれる。
・バックパックと併用ならば、背中を常にクーリングしてくれる。
 (ただしバックパックは、自分の乗車ポジションや体型、荷物の重量に
  合ったものを選ばないと、肩への負担が半端なく、首・肩・背中が
  すぐに参ってしまいます)
・ボトルのように持ち変えることなく、腕や足に冷水を掛けクールダウンできる


またモンベルのサイクールヒップバッグは、ストラップ両端にホースを腰回りに固定するため留め具がついているため、ホースの取り回しに苦労することはありません。


但し、デメリットも当然あります。
それは、何も身に付けない時に比べれば重量を感じる、若干腰回りの自由が奪われるということ。
そして、サーモボトルのように温かい飲み物は不可、ということ(当然かw)
満杯にはしない(氷が増えれば満杯にできない)ので凡そ1L程度の容量ですが、それでも1kg増。
ストイックに走る方には向かないのは確かです。


私や嫁のように、常にマイペース、景色を堪能し美味いものに舌鼓的なツーリングであれば、例え距離150km、獲得標高2000mでもそれほど気にはなりません。
また、バックパックを使っていた頃に比べれば、ヒップバッグにハイドレーションは非常に楽(もちろんどんなバックパックを使っているか、重量はどれくらいで使っていたかにも依るでしょう)。


また、私は斜度10%前後になると、ダンシング(と言うより体重で踏み込む立ちこぎですが^^;)を多用します。
そんな時はさすがに「気にならない」とは言えませんが、ハイドレーションの効果を考えるとそれでも手放せない、と言うのが僕と嫁の結論です。


はっきり言ってこの組み合わせ、最強です(笑)


次回は、ドイターとキャメルバックのハイドレーションを比較してみます。

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by kaze_soyogu | 2014-08-07 20:27 | 自転車バッグ・ドリンク・旅装備

再開

お久しぶりです。

久々に、ブログを再開します。

もしかしたらここはここで残しますが、新たなコンセプトのブログを開設するかもしれません。

その場合、もちろんそちらも自転車ブログですが、サイクリングよりも自転車いじりに特化したブログになります。

その際は告知を載せますので、お楽しみに^^

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by kaze_soyogu | 2014-08-07 14:53

日本海へ 第3章 合流。

4時半頃、彼女が自転車を抱え店に入ってくきた。
輪行のあとはずっと、輪行袋に入れたまま持ち歩いていたらしい。



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朝食を済ませると、早速パンク補修に取り掛かる。
チューブを引っ張り出すと、案の定リム打ちパンク。
聞くところによると、大き目の石を踏んだらしい。
この20Cのタイヤはサイドが柔らかいため、空気圧を高めにしても結構簡単にリムを打ってしまう。
チューブを交換しタイヤをはめ、空気を入れて完了。所要時間は10分弱。


時計を見ると、5時50分。
さ、ここからふたりの日本海がスタートだ。



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熊谷から本庄までは、特に見るべきものもない。
沿道は、ただ廃墟となったカラオケ店やパチンコ屋など、まるで「廃墟街道」とでも言うべき様相を呈している。道幅は広くないし舗装も割れているが、交通量が少ないのでさほど苦にならない。


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7時過ぎ、神流川を渡り、群馬県に入る。僕らにとって初の群馬県。
そこから高崎駅近く、烏川沿いの聖石橋まで17号で。
この先で18号に入るが、分岐点がややこしそうなので、聖石橋を渡り烏川右岸を走る。



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しばらく走ると、木造の橋が目に入った。
橋脚は鉄筋、橋は木造だ。
よし、あそこを渡ろう。


ゴトゴトと音を立てながら、二人して渡る。
木の感触は当たりが柔らかく、心地よい。
向こうからお父さんと娘さんだろうか、クロスバイクに乗った3人連れが渡ってくる。
皆、ニコニコだ。



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橋を渡ると、サイクルロードが現れる。
右手には国道18号。
左手には碓氷川。
しかし、心地よいサイクルロードはすぐに終わり、国道18号・安中バイパスと合流し、碓氷川を渡る。


安中市街を越えると、次第にアップダウンがきつくなり、しかも直線的な道で交通量も多い割に路側帯も狭いため、辛いペースが続く。

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by kaze_soyogu | 2011-07-08 00:12 | 日本海へ

日本海へ 第2章 出発。

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4月30日23時ちょうど。
興奮状態で仮眠もままならぬまま、出発。
眠ろうとしたけれど寝付けず、2時間弱しか眠れなかった。

僕のルートはは荒川を秋ヶ瀬橋まで。そこから国道17号に入り、熊谷まで。
荒川では、2台のロードとすれ違う。
ロングライドの帰りだろうか。


25~27km/h程度のツーリングペースで快調に走る。
ところが、出発から25km地点の朝霞水門を過ぎた辺りで、突然体に寒気が走り、足に力が入らなくなる。
それこそ、突然ひと踏みが「スコッ」と抜け、その後は足が震えて踏み込めない。
それから50mも走らないうちに、目が回り痺れが走り出す。


明らかにエネルギー不足だ。


そう言えば、朝食を摂ってから、一切何も食べていない。
興奮状態だったため、空腹に気付かなかったのだ。
それにしても、まさか走り出して1時間で、こんな状態になるとは。


腹もくだり始め、フラフラになりながら秋ヶ瀬橋を渡り、半ば夢遊病者状態で7-11へ。
おにぎり3つにパンひとつ。それにサンドイッチ1つ。
基本的にコンビニ飯は好きではないが、こんな時には神にすら思える。
次第に目眩も痺れも止まり、体が温まるのが分かる。
暖かいお茶も飲み干し、20分ほど休憩。


ふたりで走る時は、食いしん坊の彼女に引っ張られ、頻繁にあれやこれやと補給する。
なんせ、「おいしいものを食べて肥えるのなら本望!」の人である。
食べ過ぎ、前傾姿勢が取れなくなることもしょっちゅうだ。
しかし、ひとりだと未だにこうなってしまう。
二人で走ると、お互いにお互いの弱い部分を補完できる。
ひとりで走ると、それを痛感する。


再スタートし17号に出ると、連休中の深夜というだけあって、交通量が極端に少ない。
大宮を過ぎ、16号と交差するところで高架となり、迂回の為多少迷いはしたが、
基本的には順調に走れた。


鴻巣に差し掛かると、霧雨が舞い出す。
ウェザーニュースの予報でも、気象庁でも、雨の予報は無かったはずなのに。
だが、熊谷市に入ると霧雨は止み、ほとんど濡れずに済んだ。


3時半頃に待ち合わせ場所の駅前のファミレスに到着。
彼女とは4時に待ち合わせだが、まぁ遅れて来るだろう。
到着のメールを入れ、一眠りすることにした。

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by kaze_soyogu | 2011-07-07 13:19 | 日本海へ

日本海へ 第1章 見送り。

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4月30日。晴。
8時ちょうどに彼女が出発。
僕も朝霞水門まで見送るため、一緒に出発する。


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幸いにも、荒川サイクルロードは弱追い風。
荒川は、常に風が吹きながれる。
最低でも3~5m。7m、10m、それ以上もザラに吹く。
冬は上流から下流へ。夏は下流から上流へ。
5月はじめのこの時期は、次第に下流から上流へと移り変わる時期で、日によって追い風になり、日によっては向かい風になる。


  追い風なら荒サイで行きな。向かい風なら、秋ヶ瀬橋から17号へ出た方がいい。
  あい。


前日そう言い交わしていたが、これなら荒サイで行けそうだ。
もちろん17号の方が距離は短く速度も上がる。
しかし、如何せんトラックが多い。
享楽的で気分で漕ぐ彼女は、交通量の多い道では極度に消耗する。


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9時50分、朝霞水門で見送り、何も起きない事を祈りながら、僕は引き返す。
走りながら、あと半日後、夜の闇の中を日本海に向け出発している自分をイメージする。


  遠くに見える山並み。
  木々に囲まれた峠の光景。
  うっすらと記憶に残る、浅間山の山容。


  母の育った信州上田の街並みや、間近に迫る太郎山、そして虚空蔵山の山陰。
  山の合間を流れゆく、千曲川の水音。
  最後の下りでは、潮の香りが段々と強くなり、ゴールへの道しるべとなるだろう。


  碓氷峠から県境向こうの軽井沢を眺めた時、自分はどんな顔をしているだろう。
  野尻坂峠から越後の国に入るその瞬間、どんな気持ちになるんだろう。
  日本海に着いた時・・・。


まだ見ぬ道程をイメージする度、ワクワクしてくる。
ドキドキが止まらなくなる。
大人になってから、自転車に乗りはじめる前まで、ここまでのワクワク感を抱いたことがあっただろうか。


11時頃部屋に戻り、一息ついて風呂に入る。
2時頃、仮眠のため一度布団に潜る。。。


直後、携帯が鳴る。
彼女からの着信だ。

いや~~な予感。。。


  「パンクしちゃった。。。」


ああ、やっぱり。。。
聞くと、荒サイの北鴻巣のあたりで小石を踏み、リム打ちパンクしたらしい。
そこまでは、いつもの通りポタペースで榎本牧場に寄ったり、その先にあるうどん屋で昼食を摂ったりと快調に楽しんでいたのだそうだ。
パンク地点から予約している熊谷のホテルまで、約10km。
まさか10km押し歩きするわけにもいかない。
そこで、1km強先のJR北鴻巣駅まで歩き、熊谷まで輪行するよう伝えた。


正直に言えば、例え10kmでも輪行を挟むのは本位ではない。
だが、ここで無駄に体力を消耗するのは得策ではないのも確かだ。
そこは彼女も、電話の向こうで納得している。
なに、10km走るのと1kmビンディングのシューズで歩くのでは、体力的には歩く方がきつい。
この旅の彩を霞ませるほどの大事件でもない。


ふと、思い浮かんだ。
僕は、母が上田育ちということから、真田氏への思い入れが深い。
その真田氏分家、沼田城主(のち上田城主→松代城主)・真田信之の正妻「小松姫」が亡くなった地が、その武州鴻巣だった。
大阪の陣の後、長らく江戸に詰めていた小松姫。
だが晩年病にかかり、草津に湯治へ向かう途中、鴻巣で亡くなった。
小松姫は夫からの信頼は厚く良妻賢母の誉れも高かった。
その知らせを聞いた信之は、「我が家から光が消えた」と大いに落胆したと言われている。


そんなところでパンクとは。
なかなか心得た相方である。


パンクの知らせの後、気持ちが高揚しすぎていたこともあり、どうにも眠れない。
結局2時間弱の睡眠で、23時、僕も出発する事になる。


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by kaze_soyogu | 2011-07-06 14:58 | 日本海へ

-序章5・トラブルは必ず起きる。それぞれにあわせた装備-

工具とスペアパーツはどうするか。


アーレンキー、ミニプラスドライバー、パンク補修キットと換えチューブそれぞれ2本。
これらは常に携帯している基本装備。
携帯型マルチツールは意外に重く、何より使い辛いので、持ってはいるが使っていない。
チューブは1本ずつでも良いが、特に彼女のリアタイヤは、渡辺氏の提案により今回だけ20Cを履いている。
20Cだと確かに軽いが、ハイトが低い分リム打ちパンクのリスクも増えるため、チューブ2本は必須だ。
1本パンクしたら、休憩ポイント、最悪でも宿でチューブをパッチ補修し、常に2本生きている状態にする。
パッチは非常に使いやすく確実な、TIP TOPの16mmと25mmのパッチセット。
25mmはロードチューブには大きいが、工夫すれば問題なく使えるし、ごく希に、この大きさが必要になる場面もある。
このパッチセットは、これまで失敗が一度も無い。マルニの薄型パッチは失敗しやすく、イージーパッチも空気が抜けやすかったが、チップトップではそういうことが全くない。


それに加え、携帯型マルチツールより取り外したチェーン切りとコネクトピン。
ミッシングリンクは便利で、元々僕のロードには付いていたのだが、最近リンク部分で滑る現象が起きている。
これがどうにも気持ち悪い。だから彼女のチェリーには使っていない。


そして最も大事な装備が、彼女のホイールのスポーク。
彼女はこの1年で、3回スポーク切れを経験している。
1回はフロントだが、残り2回は後輪スプロケの逆側だ。


このホイールは渡辺氏手組みのホイールで、アラヤの650Cの28穴のリム(渡辺氏手持ちの古物、今はアラヤに650Cリムは無い)にデュラエースのハブで組んである。
ツーリング用途と言うことを考慮しクッション性を重視して組んでいただいている。
つまり、緩めに組んであるのだ。
リムもディープリムではなく平面なので、編みの緩さと相俟って非常に柔らかく、体への負担が少ない。
普通の女の子のペダリングならば、このホイールは心地良くトラブルも少ないホイールのはず。


しかし、彼女はとことん踏む。それはもう踏む。
当人は回しているつもりなのだが、彼女のペダリングを見た誰もが「踏んでますねぇ」と言い、渡辺氏も「もう少し回しなさい」とおっしゃる程度に踏む。
踏みっぱなしで160km走るし、踏みっぱなしで風張も上る。



信じられない。


と言うとどんな剛脚か、と思われる知れないが、平地は常に22~23km巡航だし、坂は3%だろうが6%だろうが12%だろうが、常に時速6~8kmだ。


もう訳が分からない。


はじめは回すようアドバイスしたり練習もしたが、それだとすぐに疲れ、ほとんど走れなくなる。
こうなったらもう、低いケイデンスで徹頭徹尾踏んでいただくしかない。
そのペダリングで1日の獲得標高2000m程度は上れるし、最長坂を含め180kmは走れるのだから、それが彼女に合っているのだろう。
セオリーはセオリーだが、それぞれ脚質や個性がある。勝つためではないのだから、そこは合ったやり方が一番だ。


それはそれとして、そういうペダリングだから、スポークのたわみが大きく負荷が早いうちに累積し、切れてしまう。
1年で3度のスポーク切れは、渡辺氏も初めての経験だとおっしゃっていた。


ならば、スポークは切れるもの、と考えておいた方が、無難であろう。
28本でしかも緩めに組んであるので、1本切れたら次々切れる、と言うことは無く、また切れた両脇を締めればある程度対応はできる。
ホイールで乗り心地を調整でき、トラブルも臨機応変に対応できる。これが手組みの良さだ。
だが1本切れたまま走るのはやはり辛いものがあるので、スポークをそれぞれの長さ2本ずつ、そしてニップル回しを携帯した。


あとは、万が一に備えて最低限のエイドセット、ソーイングセットと衣類・バッグ補修用の布パッチ(貼付タイプ)、コンパクトなエッチング鋏(薄い金属も切れるもの)、ビニールテープもセットした。


こうして万全の準備が整った。

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by kaze_soyogu | 2011-07-05 23:47 | 日本海へ

たまには海でも。

e0066210_1657356.jpg
7月2日、江の島サムエル・コッキング苑より


e0066210_16575232.jpg
7月2日、鎌倉市材木座海岸端の小道より、海を眺める


ブログタイトルの割、山の写真ばかり。たまには海でも。


やっぱ、海は良いね。


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by kaze_soyogu | 2011-07-04 17:00 | ゆったりのんびりツーリング


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