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風そよぐ、晴れた海

日本海へ 第2章 出発。

日本海へ 第2章 出発。_e0066210_13174737.jpg



4月30日23時ちょうど。
興奮状態で仮眠もままならぬまま、出発。
眠ろうとしたけれど寝付けず、2時間弱しか眠れなかった。

僕のルートはは荒川を秋ヶ瀬橋まで。そこから国道17号に入り、熊谷まで。
荒川では、2台のロードとすれ違う。
ロングライドの帰りだろうか。


25~27km/h程度のツーリングペースで快調に走る。
ところが、出発から25km地点の朝霞水門を過ぎた辺りで、突然体に寒気が走り、足に力が入らなくなる。
それこそ、突然ひと踏みが「スコッ」と抜け、その後は足が震えて踏み込めない。
それから50mも走らないうちに、目が回り痺れが走り出す。


明らかにエネルギー不足だ。


そう言えば、朝食を摂ってから、一切何も食べていない。
興奮状態だったため、空腹に気付かなかったのだ。
それにしても、まさか走り出して1時間で、こんな状態になるとは。


腹もくだり始め、フラフラになりながら秋ヶ瀬橋を渡り、半ば夢遊病者状態で7-11へ。
おにぎり3つにパンひとつ。それにサンドイッチ1つ。
基本的にコンビニ飯は好きではないが、こんな時には神にすら思える。
次第に目眩も痺れも止まり、体が温まるのが分かる。
暖かいお茶も飲み干し、20分ほど休憩。


ふたりで走る時は、食いしん坊の彼女に引っ張られ、頻繁にあれやこれやと補給する。
なんせ、「おいしいものを食べて肥えるのなら本望!」の人である。
食べ過ぎ、前傾姿勢が取れなくなることもしょっちゅうだ。
しかし、ひとりだと未だにこうなってしまう。
二人で走ると、お互いにお互いの弱い部分を補完できる。
ひとりで走ると、それを痛感する。


再スタートし17号に出ると、連休中の深夜というだけあって、交通量が極端に少ない。
大宮を過ぎ、16号と交差するところで高架となり、迂回の為多少迷いはしたが、
基本的には順調に走れた。


鴻巣に差し掛かると、霧雨が舞い出す。
ウェザーニュースの予報でも、気象庁でも、雨の予報は無かったはずなのに。
だが、熊谷市に入ると霧雨は止み、ほとんど濡れずに済んだ。


3時半頃に待ち合わせ場所の駅前のファミレスに到着。
彼女とは4時に待ち合わせだが、まぁ遅れて来るだろう。
到着のメールを入れ、一眠りすることにした。

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by kaze_soyogu | 2011-07-07 13:19 | 日本海へ


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


by FucaNeus

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