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風そよぐ、晴れた海

自転車を綺麗に保つ ポリッシュ&ワックスのお話

自転車をピカピカに保つ。

自転車がピカピカだと、気持ちいいですよね。
ピカピカにするには腐食の原因である汚れを落とし、更にコーティングするので、ピカピカの状態は自転車にも良い状態、長持ちする状態と言えます。
そんなわけで、今回はポリッシュ&ワックスのお話です。

これまでは、FINISH LINE(フィニッシュライン)のSHOWROOMというポリッシュ&ワックスを使用していました。
白い泡状で、軽い汚れなら綺麗に落ち、適度なコーティングと艶を出してくれるものです。


しかし値段は若干高め。なので今回は、若干価格が安いEvers Plus+(エバーズ)のポリッシュ&ワックスを使用してみました


自転車を綺麗に保つ ポリッシュ&ワックスのお話_e0066210_17544625.jpg

これが、凄い!
超、いい!!w


フィニッシュラインとは比べ物にならないですよこれ。
ツヤツヤテカテカ、傷を除けば新車並まで持って行ってくれます。
特に塗装の弱いオーダー車には、非常に効果が高いです。
嫁のSWワタナベは塗装が弱く、フィニッシュラインで磨いても艶がイマイチだったのですが、見違えるようにテカテカに。

更に、昨日少々雨の中を走り、帰ってから分かったのですが、撥水性フィニッシュラインより圧倒的に優れています。
濡れ具合に対して水滴跡が異様に少ない。特に、これを塗ったSKSの泥除け。
ホントに濡れたの?と思う程度に、帰ってから何もする必要がありませんでした

但し、ボトルから漏れた麦茶の跡は、普段より少ないながらもそれと分かる程度に残っていました。
これは、飲み口のゴムがヘタっており、ドリンクが少しづつ流れ続けていた為と思われます。

フィニッシュラインと違い、汚れはほぼ全くと言って良いほど落としてはくれません。
汚れまで一緒にコートしてしまう!(笑)
なので、オレンジ洗剤を少々染み込ませたウェスであらかじめ汚れを落としておく必要はあります。
あと、当然ですがフィニッシュラインや他のポリッシュと同様、本所の泥除け等のアルミのポリッシュ面には向きません。
(アルマイト処理されていないアルミのポリッシュ面は、ピカール等の目の細かい研磨剤で磨くのが基本です)
そして、フィニッシュラインよりも少々臭いがきつめです。
室内での使用は、同居人がいる場合気を付けた方が良いでしょう。



その点を鑑みても、艶、撥水性共に不満は無く、値段の割には優れものだと思います。




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# by kaze_soyogu | 2014-09-28 21:00 | その他自転車整備、装備

日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2

次回に引き続き、BD-1のマットガードの取付を紹介しましょう。

 → 日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その1

まず、同梱のパーツを使用し取り付けてみると。


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_2232241.jpg

・・・なんですかこれはw


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_22521385.jpg

日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_22522369.jpg

前輪とも後輪とも、タイヤとのクリアランス広過ぎ、向こう側が見える、なんてレベルではありません。
一定のクリアランスならばまだしも、前輪側は前端に向かうほど、後輪側は後端に行くほどクリアランスが広がり、恐ろしくカッコ悪い。


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_22325487.jpg

前輪側のステーはクイックレバーで押さえるようになっていますが、フレーム側に段差があり、クイックやナットがが斜めになり、無理な力がかかった状態になっています。

あまりにカッコ悪くしかも無理があり、これでは話になりません。
明らかに、ステーに問題があります。

そこでステーを差し替え、取付方法も変更することにします。

ステーは、ツーリング自転車用の本所工研製のマットガードステーを、曲げ加工して使用することにします。
タイプはH45用(45mm幅泥除け用)、太さは5mm径を使用しました。


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_22332032.jpg

ツーリング自転車用泥除けのステーなので元の形はただのU型です。そこで折りたたみに支障がないよう、同梱ステーを参考に↑の画像のように曲げます。
但し、取り付け方法や位置も若干の変更があるため、その辺りも計算しながら現物合わせで曲げてゆき、余った部分は切断します。
この時ゆっくり丁寧に、指先で扱くように曲げてゆきます。
アルミの無垢材ですので、丁寧に作業しないと簡単に折れてしまいますし、一度曲げたものを修正しようと逆向きに曲げなおしても、同じように折れてしまいます。

曲げる箇所は一発で決める。そしてゆっくりと丁寧に作業する。これが基本です。


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_2233344.jpg

フレーム側の取付は、同じく本所の泥除け用小物『5Rクリップ』を使用します。

そして、出来上がったのがこちら


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_2234257.jpg

日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_16164781.jpg

日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_16165780.jpg

泥除けのRもクリアランスもかなり改善し、タイヤのラインに沿って取付ができました。
本来であれば、部分部分泥除けの幅すぼめることにより(泥除け側面を内側に曲げ込むとRが小さくなる。Rを大きくしたい場合は、逆に広げる)、完全にタイヤのラインに沿うように調整します。
しかし、この泥除けはタイヤ幅(コンチネンタル CONTACT 18x1.5)に対し、ギリギリの幅しか持ち合わせておりませんので、幅を狭める調整をしてしまうとタイヤがはみ出してしまいます。
なので、そこまでの調整は不可能です。
BD-1 Speedでしたらタイヤサイズが18x1.25ですので、もう少し調整が可能でしょう。
(ちなみに嫁のBD-1はスタンダードモデルですが、コンフォートの角度の別売りアジャスタブルステムに交換しています。)


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_16381385.jpg

日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_16424316.jpg

before-Afterで並べてみました。
左が同梱ステー使用、右が自作ステー仕様の画像です。
特に後輪側の効果は一目瞭然ですね。
泥除け裏に低頭六角穴ネジを使用しているため、これ以上クリアランスを狭めると、衝撃の際タイヤがネジに擦る懸念が発生します。
この辺りで留めておくのが適当かと思われます。

今回はかなり妥協もありましたが、いずれにせよ泥除けを綺麗に付け、「取って付けた」感ではなく「元々それが標準装備の自転車だった」というところまで仕上げると、まとまりが生まれ自転車のイメージも好転します。


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_2235183.jpg

前輪側の本体取付部分は、元々フレームに開いていた穴を利用しています。
ここは段差があるので、ワッシャーをスペーサーとして使用、調整しています。


日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2_e0066210_22353765.jpg

後輪側の本体取付部は、元の取付部と同じ。

これらの泥除け用ステーや取付小物は、都内であれば吉祥寺のベロクラフト、世田谷の長谷川自転車商会、浜松町のシミズサイクル、両国のスポーツサイクル いちかわなど、ツーリング車に強いお店に置いてあります。

スポーツ自転車の泥除けは、例えセットであってもピタパチで綺麗に取付できるものはほとんどありません。
しかし、こういった工夫やひと手間を掛けることで、見違えるほどまとまりが生まれます。

泥除けは全体の印象を大きく左右するパーツ。
是非綺麗に取り付けたいものです。


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# by kaze_soyogu | 2014-09-27 22:36 | その他自転車整備、装備

日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その1

BD-1と言えば、スポーティーな走りが魅力、街乗りからちょっとしたツーリングまでこなす懐の広いフォールディングバイク(折りたたみ自転車)ですが、我が家では、BD-1は嫁の街乗り自転車として利用されています。

街乗り仕様にする際、最も重要なパーツがあります。

それは、泥除け。

日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その1_e0066210_17424611.jpg

重要な点は、街乗りでは、普段着で乗る場合がほとんどだということ。
完全な雨の日ならば乗らないか、レインウェアを着ているのであまり関係はありませんが、晴れた日であっても水たまりや打ち水でのウェット路面は存在します。
そんな路面に出会った時、普段着ですとどうなるか。

確実に汚れます。

普段着は大抵、レーサージャージやその他スポーツウェアに比べ、汚れが落ちにくい。
濡れた路面に入り、はねた水・泥が服に付いてしまうと、なかなか汚れが落ちません。
泥除けはその泥はねを防いでくれます。

衣類だけでなく、泥除けは自転車にも優しい。

泥除けがあると、派手に水・泥を巻き上げることが無く、自転車の汚れも圧倒的に少なくなる。
普段使いや通勤用の自転車は、ほぼ毎日乗るもので、毎日必要な自転車です。
丁寧に洗車する時間をなかなか取れません。
そういう自転車はまず、なるべく汚れないことが必要になります。

乗り手のスタイル、自転車の両面から、このような用途の自転車には泥除けが必須と言えます。

BD-1には、オプションで泥除け(商品名はフェンダー)が用意されています。


製作は高品位アルミ製泥除けの世界的ブランド、本所工研製です。
幅は43.6mm、2012までのBD-1標準タイヤの『コンチネンタル CONTACT 18x1.5(実測38.4mm幅)』がギリギリ収まるサイズです(現在はIRC製の18x1.5タイヤが標準ですが、こちらは表記サイズよりも若干幅が狭く、もちろん泥除け内に問題なく収まる)。

私はネオクラシック風味が大好きですので、ピカールで磨けば光る本所工研製は最高ですが、スポーティーに仕上げたい場合、シルバーのアルミフェンダーは少々似合わないかもしれません。

そんな場合は、同じタイプでブラックモデルも存在しますし、またショップオリジナルのマットガードも存在します。






BD-1/テレスコピックフェンダー

BD-1/テレスコピックフェンダー
価格:5,054円(税込、送料別)



さて、それでは次回は実際にこの泥除けを取り付けてみることにしましょう。

 → 日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2


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# by kaze_soyogu | 2014-09-27 21:00 | その他自転車整備、装備

BD-1の泥除け

BD-1の泥除け_e0066210_1653262.jpg

近頃雨が多いため、サマになるBD-1の泥除け取付記事をUPしようと思うのだけれど。

before-after撮影のための組直しが面倒で尻込みしてます^^;

いずれにせよ、近日中にUPします。

※10/2追記
  UPしました。↓をご覧ください。

  日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その1

  日常・通勤自転車に泥除け装備 ‐ BD-1のフェンダー取付 その2
# by kaze_soyogu | 2014-09-12 22:00 | その他自転車整備、装備

片面フラット・片面SPDペダル。汎用自転車にいかが?

私はツーリング、ロード、トレッキング、小径フォールディング(折りたたみ)の4台の自転車を使い分けています。

この中で、最も汎用性が高く、日常使いに便利なのが、小径フォールディングのDAHON Visc P18。

片面フラット・片面SPDペダル。汎用自転車にいかが?_e0066210_1891123.jpg

車輪が小さくちょっとしたスペースに駐輪でき、取り回しが良い。
何よりセンタースタンドが標準装備で付いている。
街乗りでスタンドは駐輪場所の関係から必須です。
また、リクセンのアタッチメントを利用し、無理なくそしてチャーミングにバッグを取り付けられる。
バッグを取り付けても、操縦性に大きな変化はありません。

それでいて、フロント2段xリア9段の18段変速で、25km/h巡航もさほど無理なくこなします。
20~30km街ポタから、70~80km程度のサイクリングまでなら文句なくこなし、ちょっとした買い物もできる万能選手です。

欠点と言えば、ステムがアジャスタブル&ステム折り畳み部のジョイントが少々貧弱なため、急な動作や下りコーナーではかなりヨレを感じますし、ジョイントは頻繁に折りたたみを繰り返した場合は調整が必要になります。

その欠点を差し引いても、魅力であることには変わりありません。


さて、この万能選手、DAHON Visc P18ですが、一つだけ悩んだことがありました。

それは、ペダルをどうするか。

完全な街ポタ用であれば、フラットペダルでも問題ないでしょう。
しかし、80km近く走る日は、さすがにビンディングが欲しい。
もちろんビンディングにしても、この自転車の場合乗車ポジションの関係から踏み込む時間が長くなり、メリットはそれほどありません。
しかし、距離が長くなれば多少なりとも疲労しますので、100%ペダルから足がずれない安心が欲しい。
そういった意味で、ビンディングも必要。

そこで、こんな選択をしました。

片面フラット・片面SPDペダル。汎用自転車にいかが?_e0066210_18101224.jpg
片面フラット・片面SPDペダル。汎用自転車にいかが?_e0066210_18101827.jpg

シマノの「PD-M324」。片面フラット、片面SPD仕様のペダルです。

このタイプのペダルであれば、スニーカーでもSPDシューズでも、どちらでも対応することが可能です。
実際使ってみると、意外にフラット面はスニーカーのソールに噛み、滑りにくく安心感があります。
ソールの薄いスニーカーですと、少々足裏が痛いかもしれません。
デザインもオーソドックスでスポーツテイストが薄く、街乗り自転車にはピッタリです。

そして、このペダルの隠れたメリットとしては、汎用のペダル用リフレクターを取り付けられることが挙げられます。
夜間走っていると、一般車のリフレクター付きのペダルが結構目立つことに気付きます。
動いているため、リアのリフレクターよりも目立つのです。
特に街乗りでは交通量が多いため、目立つことが何より大事です。

デメリットとしては、止まった時にペダルが一定の角度で止まらないため、ビンディングの時はキャッチに少々手間取ること。
そして、オーバーホールがかなり面倒なこと、そして専用工具が必要で、その工具が5,000円以上することでしょう。
もっともこれは、自分でオーバーホールできる方のみの問題点ではありますが。
専用工具無しでも時間を掛ければ出来ないこともありませんが、かなり難しく時間のかかる作業になることは言うまでもありません。オーバーホールについては、いずれの機会にご紹介するとしましょう。

さて、シマノからは、もう1種類片面フラット、片面SPD仕様ペダルが発売されています。


こちらはスポーツテイストが濃く、汎用のリフレクターも取付できません。
ロードには、こちらの方が似合うかと思います。


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# by kaze_soyogu | 2014-08-28 21:30 | ペダル・ペダルレンチ


自転車をカッコよくカスタマイズ。そしてときどきポタリング。ある日突然シクロツーリストになったりも。


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